個人間カーシェア実績大公開!エスティマでどれくらい儲かるのか実践してみた

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このほど残念ながら廃車を余儀なくされたエスティマですが、約1年半の間に築いたカーシェア実績は凄まじいものがあります。
必ずやみなさまのお役に立てることと思いますので、改めて実績を大公開することにしました。

 

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個人間カーシェアリングサービス

私がシェアしている車が実は3台あるのですが、中でも、一番面白く身近な車種でもあるエスティマの実績についてお話します。

 

使用しているシェアサービス

2つのサービスを同時に平行して利用しています。あのインターネットショッピングモール大手のDeNAが手掛けるAnycaとITベンチャーのCaforeです。

どちらも同じC to Cのカーシェアリングサービス仲介なのですが、少し異なる点もあります。

例えば、AnycaはアプリでCaforeはwebサイトだったり、金額設定がAnycaの方が安めだったり、Caforeは事故修理が基本的にオーナー負担だったりです。

どちらも特徴を理解した上で使えばかなりの相乗効果を得ることができます。

私の場合は経験上、Caforeの方が高値で設定しており、長期のシェアが入ることが多いイメージです。

使用していたエスティマの特徴も上げておきます。

・車種:トヨタ エスティマ

・年式:2002年式

・走行距離:購入当時9万km

・車検残:18か月

・購入元:友人からの個人売買

・価格:15万円(自賠責保険料、自動車税、リサイクル預託金、名義変更等全て含む)

 

車検残があるために、自動車税と自賠責、リサイクル預託金、重量税、そしてスクラップとしての鉄代を合計しておおよそ20万円だったのでこの金額になりました。

逆に言い換えると何があっても損することは絶対にない金額ということです。1回でもシェアが入れば即プラスです。(もちろんランニングコストは除く)

 

運用開始

運用を開始するにあたって行った準備は以下の通りです。

名義変更:自分で実施したため、ナンバープレート代など数千円かかっただけです。

・職場近くの15,000円/月の駐車場を契約(敷金・礼金・手数料などはありませんでした。)

・油脂類の交換とメンテナンス:半年前の車検時には何のメンテナンスもされていないとのことだったので、エンジンオイル、ブレーキフルードを交換し、一通りの目視点検を実施しました。油脂類代のみでも9,000円かかりました。

2016年8月、ついに運用を開始しました。

関連記事:知らなきゃ大損!廃車方法や手続きの解説と量販店や廃車王・廃車.comでどれがお得か比較した結果

 

結果発表

2016年8月~2018年1月までの18か月間について、すべてのデータを発表します。

総シェア回数:140回

・Anyca:136回

・Cafore:4回

総シェア日数:254日

・Anyca:239日

・Cafore:15日

シェア料金合計:563,222円

・Anyca:528,336円

・Cafore:34,886円

駐車場代:合計270,000円(月額15,000円)

メンテナンスコスト:52,200円

(車検は使用期間を按分)

 

分析結果

非常に興味深い面白いデータが出てきましたね。Anyca運営サイドに拍手を送りたいと思います。
結果の数字からもおわかりいただけるかも知れませんが、私はAnycaユーザの間で薄利多売戦略で凄い数字を叩き出しているということで、ちょっとした有名人になっておりました。

 

Anycaは、当初から借り手と貸し手をマッチングし、車を通したコミュニケーション体験、そして、その副次的効果として維持費の軽減も見込めるという目的を持ってカーシェア―を行っています。
そのため、料金設定が他のB to Cのカーシェアやレンタカーと比較して圧倒的に安く決して利益の出ない仕組みとなっているとのことでした。

私はこの運営者の思惑を打ち砕き、自身の持つノウハウにより利益を出せる仕組みとして構築するべくエスティマを用いて必死に投機運用だけに努めたのですが、結果はご覧のとおりです。

  • 購入費15万円+準備費1万円+駐車場代27万円+メンテナンス費5万円 =48万円
  • 得られた利用料は約56万円

56万円-48万円=8万円がこの18か月で得られた純利益となるのです。
月額にして4,400円の純利益をえられていることになります!!

もちろん、私が140回のシェアに要した無人受け渡しに関する説明やクレーム対応、車内外の清掃などの手間を考えるととてもペイできる額ではございません。

その上、メンテナンス費が18か月で5万円というのもあり得ません。

これは、私が車業界に身を置くからこそ実現できた原価以下の最低金額であって、一般の方には到底真似することは不可能です。(この中にはキャリパーを含むブレーキ一式交換やヘッドライトバラスト故障修理まで入っています。)

他にも、一般的にはここに任意保険などの費用も加算されるはずです。

 

結論

少々子供じみた反論かもしれませんが、個人的にはこれまでにお話してきた中古車に関するノウハウをフルに活用して、実際にはここに見えてこない利益を得ることができています。

しかし、一般的なやり方で欲しくもない車を購入したのでは、個人間カーシェアは資産運用にはならないとお考えいただいた方がいいかもしれません。

もっと早期に大きな故障を起こしてしまうリスクの方が圧倒的に高く、その割には得られるお金は高々知れています。

運営者が言うように、人とのつながりや本当に必要な車の維持費軽減策として利用するのが一番賢い使い方と言えます。

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