車を少しでも静かに快適に!静音(静粛)化計画+断熱化計画

新車で購入したときには、前の車より静かだななんて思ったりしますが、古くなるにしたがってなんだかうるさくなったような感じがすることもあります。

一度気になりだすと、気になってしょうがなくなってしまうのが騒音というもので、私も一時期車の静粛化にはまってしまったことがあります。

実際にやってみて効果のあった方法もあれば、ほとんど効果が感じられなかったものもあります。車の静粛化はなかなか費用も手間もかかるものが多いので、私の失敗談も含めてご紹介したいと思います。

車にはどのような騒音があるのか 

音には必ず発生源がある…

車を走らせると必ず騒音が発生して、それを0にすることはできません。まずエンジンを始動した時点でエンジン自体から騒音と振動が発生します。そしてひとたび走行を始めると、タイヤと路面が接触することで発するロードノイズや、タイヤの溝の構造から発するパターンノイズが表れてきます。

さらにはサスペンションの振動がボディーと共振したり、ドアミラーやバイザーなどが空気を巻き込む風切り音や、さらにはほかの車の発する騒音も容赦なく車内に入り込んできます。

綺麗に舗装された道ですと、わりと静かだったりもしますが、ちょっと荒れた路面になると壮大なノイズが発生して、車内で会話もままならないほどになってしまうこともあります。

 

車内の騒音は、車種によってかなり変わってきます。基本的には高級車ほど騒音対策がしっかりとしていて、比較的静かな車が多い印象があります。

トヨタのセルシオは、この静粛性に徹底的にこだわって、登場した当時はその静かさは衝撃的ですらあって、世界の車にも影響を与えたといわれているほどです。

逆にリーズナブルな大衆車やエントリークラスの軽自動車などは、遮音材などがコストダウンによって省略されてしまっていることもあり、エンジン音などがダイレクトに入ってきてしまう車も多いです。

 

高級車が静かなのはどうしてなのか?

風切り音を防ぐためのパッキンも装備されています

もちろんセルシオやレクサスなどの超高級車でも、騒音をゼロにすることはできませんし、

むしろエンジン音が全く聞こえないと運転もかえってしづらく、また周囲の音が聞こえなかったら危険ともいえます。

まあ、それでもやはりエントリークラスと比較してしまうとその差は雲泥の差があります。

セルシオに使われている遮音材や吸音材などの重量は車重の1~2割を占めているとまで言われていて、静粛性の差に直結しています。

もちろんエンジンやミッションなどのクオリティーを極限まで高めて、メカニカルなノイズの発生をもともと低く抑えているということもありますが、それでも遮音材などが果たす役割は小さくはありません。

だとすると、自分で遮音材などをDIYで追加していけば、静粛性を上げることは可能なのではないかと考えるわけです。きっとそうに違いない。

そう考えた私は、無い知恵を絞っていろいろと車内の静粛化計画を考え、できるところから順番にチャレンジしてゆきました。

 

ホームセンターに売っている両面テープ付きゴムシールは

ゴムパッキンを追加すれば騒音は減るのだろうか?

当時すでに5年落ちくらいになっていた車ですので、あんまり多くのお金を掛けるのもはばかれるので、極力安上がりな方法を試していきました。

最初に目を付けたのが、ドアの隙間から入ってくる騒音対策でした。当時義父の乗っていたシーマは、やはり日産の高級車ということもあって、とても静かな車でした。どうしてそんなに違うのかと思っていましたが、あるときドアのゴムが自分のレグナムよりも余分に取り付けられていることに気が付いたのです。

そのゴムとは、わかりやすく言うと冷蔵庫のドアについているパッキンのようなもので、ドアが隙間なく締まるようにドア回り一周にまんべんなく取り付けられています。

「これだ!」と思って喜び勇んで駆け込んだホームセンターには都合よく、両面テープがあらかじめつけられたパッキン用のゴムが長さ量り売りで販売されていました。

価格もまあ、納得できる範囲だったので、ドア4枚分の長さを購入して、早速自分の車に取り付けました。(両面テープなので、施工前に汚れ落としと脱脂は必須です)

取り付けたらすぐに試してみたくなるのが人情で、次の日にはドライブに出かけていました。

その効果のほどはどんなものであったかといいますと「違いははっきりと感じられるが、劇的というほどでもなく、すぐに慣れて忘れてしまう」といった程度のものでした。残念ながら。

前後ドアの間の隙間に着けたゴムの効果が大きく(多分耳元近くにあるのも関係しているのでしょうが)風切り音が軽減されます。そして若干ですが、地面近辺からの騒音もマイルドになったような気がします。

逆にデメリットとしては、ちょっぴりドアが閉まりづらくなってしまったことがあります。まあ、慣れてしまえばどうってことないレベルですが。さらに、取り付け時の汚れ落としが十分でなかった場所からペロリとはがれてきてしまうのがまた難点でした。

 

エンジンルームとの間に遮音材追加!

ペダルの後方に遮音材&吸音材を追加!

エンジン音が一番入ってきやすいのは、やはりというか、エンジンルームと一番ちかいダッシュボードの下のアクセル&ブレーキペダルがあるあたりではないでしょうか。

普段はあまり気にも留めませんが、ここは鉄板一枚隔ててエンジンルームと隣り合わせになっている空間なのです。

当然セルシオなどの高級車は、ここには分厚い遮音材が奢られていますが、エントリークラスでは省略されていることもしばしばです。我がレグナムでも、遮音材は入っていましたが、さらに遮音材&吸音材を重ねて追加するような感じにしました。

これが、意外にも効果が大きく、エンジンの音がかなりマイルドになって、大きな効果を体感しました。これは推測ですが、軽自動車は比較的高回転までエンジンが回ることも多いですし、エンジンも車室により近いところにあるので、いっそう効果的なのではと思いました。やってみないとわかりませんが、比較的安価にできますのでやってみても損はないかもしれません。ただし、ペダルと遮音材などが干渉してしまうと、安全にかかわる重大な事態となってしまう恐れがありますので、細心の注意が必要です。

 

タイヤをコンフォートタイヤに変更

新品当初は明らかに静かに…だがしかし!

純正装着タイヤは、やはりその車が極力快適になるように選択されていますので、もともとノイズも少なめのものが選ばれているように思えます。私の場合はインチアップして、スポーツタイプのタイヤに履き替えていたこともあって、盛大なノイズが車内に響き渡っていました。

そこから一気にコンフォートタイヤに履き替えたものですから、劇的に静かになるのは当たり前といえば当たり前ですね。

それでもやっぱり人間は慣れてしまう生き物。いつしかその静かさが当たり前になってしまって、逆にコーナーリングでの腰の弱さに不満が出てくる始末です。

しかも、タイヤが8分7分と摩耗してくるにつれて、静粛性は普通のタイヤとあまり変わらなくなってしまい、しかも摩耗の速度が早いというおまけ付きでした。

コンフォートタイヤは一般のタイヤに比べて割高なので、満足度が薄れてくる終盤には非常に微妙な気持ちにさせられてしまいました。

 

まとめ

このように効果を感じたり感じなかったり試行錯誤しながら静粛化に励んできたわけですが、まさに果てしない戦いということができるでしょう。

一か所施工してある音が静かになったと感じると、次は別のところからの音が際立って、気になり始めてしまうというイタチゴッコになってしまうのです。

残酷な結論から言うと「静粛化を施工した本人以外は誰もその効果を実感していない」ということになります。

施工した本人は実施前と実施後を耳をダンボにして騒音レベルを聞き比べていますが、何も知らされていない家族などはそんなことにあまり関心が無いものですから、全く気が付いていないというのが現状です。車の静粛化計画を立てる際には、ちょっとした覚悟と開き直りが必要になってくるというのを結論としたいと思います。

コメント一覧

  1. 通りすがり より:

    こんにちは、すごく興味深い内容で楽しく読ませていただきました。

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