「維持費軽減の第一歩!タイヤ交換のコツと方法を分かりやすく解説」

車を所有している方なら必ず行わなければいけないのが、そう「タイヤ交換」です。
タイヤ交換が必要な場面は様々ですが、車を維持していく上で自分で出来た方が絶対に有利です。
特にこれから車整備を覚えたい人にとっては基本中の基本が沢山詰まった整備の1つになります。
そこまで専門知識を必要とせず、尚且つ一般的にも広がった車整備の1つなので初心者でも手軽にチャレンジできます。

 

今回はそんなタイヤ交換について簡単にわかりやすく解説したいと思います。

 

なぜタイヤ交換が必要なのか?必要な場面

まずはなぜタイヤ交換を行う必要があるのか、おさらいしてみたいと思います。
1つの理由しか知らなかったなんて人もいるのではないでしょうか?
以下のように意外とタイヤ交換が必要な場面はあるのです。

解説付きで5つご紹介します。

① 冬用タイヤ・夏用タイヤの切り替え

恐らくタイヤ交換の理由として、これが最も一般的で馴染み深いものではないでしょうか。雪の降る地域、凍結の恐れのある地域に住んでいる方には必須となります。例え雪が降らなくても、仕事、旅行、帰省などでそれらの地域に行く方も当然必要になります。
通常は春と秋の終わり、年に2回交換を行うのが一般的です。

② タイヤの新規交換

続いてはタイヤの新規交換です。当然ですがタイヤにも寿命があります。使用期限が過ぎ古くなったタイヤを履き続けるのは大変危険です。通常タイヤの寿命は4〜5年と言われています。また走りにこだわる人は、サイズの大きいもの又は太いものに履き替えたりもします。

③ タイヤ磨耗の回避(ローテーション)

続いてはタイヤ磨耗の回避の為です。車にそこまで詳しくない方はこの理由を知らない人もいるかもしれませんが、FF車(フロントドライブ、フロントエンジン)が広がった現代では特に重要です。
FF車は前輪の2つのタイヤがエンジンの力で駆動することで前に進みます、またエンジンのある車前面が重量的に重いです。そうなると、後ろのタイヤよりも前のタイヤの方が負荷が大きく、磨耗が激しくなります。あくまで参考ですが後輪に比べ、前輪の方が2倍近く磨耗が早いと言われています。
その偏りを均等にするため、前のタイヤと後ろのタイヤを定期的に入れ替える必要があります。こうすることで、タイヤ自体の寿命は格段に延びます。
タイヤの寿命が伸びれば、当然維持費削減にも大きくつながります。

④ パンクなどタイヤ異常時の対応

続いてはパンクなどの対応です。
車のトランクにスペアタイヤを持っている車は多くあります。突然車がパンクした時に、スペアタイヤに自分で交換できるかできないかで状況も費用も大きく変わってきます。スペア交換さえできれば、タイヤを新規で買えば済みますが、交換できなければJAFなどの牽引を呼ぶ必要があり、何倍もの費用と時間がかかります。

⑤ 他整備の為

最後に他の整備をする為にタイヤを取り外す場面もあります。グリスアップやブレーキパッド交換時などは、必ずタイヤを外して行うことになります。車種によってはエンジンルームへアクセスするのにタイヤを外してそこからアクセスした方が良い場合もあります。

 

どうでしょうか?タイヤ交換が必要な場面は意外と多いのです
ぜひ皆さんもタイヤ交換を覚えて、自分でできる整備の幅を増やしていきましょう。

 

タイヤの構成と種類

ここで具体的な交換方法の説明に行く前に、
タイヤの基本を理解するため、タイヤの構成と種類を頭に入れておきましょう。

「タイヤの構成」

まずはタイヤの構成から。
ご存知の通り、タイヤはタイヤ(ゴム)ホイールによって構成されています。
これからタイヤ交換をしたいという方は、当然自分で新規タイヤやホイールを選び、購入するということもあるかと思います。
そんな時、大事なのは自分の車に適合するタイヤとホイールを選ぶことです。
いくら欲しいタイヤでもサイズが合わなければ車につけることはできません。

サイズで重要なのは、タイヤもホイールも特別な方法で表記されていることです。
タイヤ選びやタイヤ交換を敬遠する方には、この表記がわかりづらいという方も多いのではないでしょうか?タイヤの構成を理解する為にも自身のタイヤサイズ、ホイールサイズは、以下を参照に把握しておきましょう。

タイヤのサイズ:

タイヤのサイズは概ね以下のような表記方法です。大抵タイヤにも刻印されています。
195/65R15 91H
なんじゃこれは?という印象を持ってしまいますが、一つ一つに意味があります。
解説していきましょう。

まず195の部分はタイヤ幅をmmで表しています。195mmということです。
次の65という部分は偏平率を表しています。偏平率とは簡単に言うとタイヤの厚さです。
Rラジアルタイヤという意味です。
次に15の部分はタイヤの内寸直径をインチで表記しています。この場合は15インチになります。タイヤのサイズを言う時は「15インチのタイヤ」「18インチのタイヤ」というように通常この部分で呼ばれますので覚えておきましょう。
続いて91の部分はロードインデックスと呼ばれ、タイヤ一本が支えられる負荷能力を示す数値です。ちなみに91kgということではありません。
最後にHの部分は、このタイヤは最高速度何キロまで走れるかのカテゴリー表記です。
ちなみにHは時速210kmです。

ホイールのサイズ:

続いてホイールサイズは以下のように表記されています。
15×61/2 J 5 114.3 50
ホイールについては結構長く専門的な部分が多いので、判りやすい部分のみ抜粋して説明します。
まず先頭の15の部分はホイールのリム径です。単位はインチ、15インチのホイールということになります。
続いて6 1/2 という部分ですがここはリム幅になります。タイヤがはまる部分の幅です。
6 1/2は6.5インチという意味です。
ちなみにJの後の5は、ボルト穴の本数になります。ボルト穴5本ということです。

ぜひ自身のタイヤ選びの参照にしてみてください。

「タイヤ(ゴム)の種類」

続いてはタイヤ(ゴム)の種類についてご紹介していきたいと思います。
タイヤには大きく分けて3つの種類があります。
細かく言えばもっとありますが、最低限この3つが判別できれば問題ないと思います。

1つ目はノーマルタイヤ

通常時に履くタイヤです。夏用タイヤラジアルタイヤとも呼ばれます。
雪や凍結がない地域ではこのタイヤを履き続ける人が多いです。

2つ目は雪用タイヤ(スタッドレス)

上でも述べた雪や凍結した路面を走れるように、タイヤ表面にグリップ加工がされているタイヤです。1つ目のノーマルタイヤとこの雪用タイヤの両方を持っているのが最も一般的です。

3つ目はランフラットタイヤ

ランフラットタイヤとは簡単に言えば、パンクしてもある一定の距離ならそのまま走ることができるタイヤのことです。特に欧州車ではこのタイヤを採用しているところが多いです(BMWでは純正採用しています)。

参考ではありますが、パンクし空気圧がゼロの状態でも時速80kmで距離80kmまで走れると言われています。乗り心地に若干特徴があるため、気になる人は通常のノーマルタイプへ変更する人もいます。ただし、パンクの際はスペア交換への必要もなく、スペアタイヤ分の荷室が確保できるので、その点がメリットとして挙げられます。

「ホイールの種類」

続いてはホイールの種類もご紹介しておきましょう。
ホイールには大きく2種類あります。

1つ目は鉄(スチール)

鉄は供給量が豊富で値段も安価、強度も高いので一般的な乗用車や商用車に多く用いられています。車好きの間では「鉄っちん」などとも呼ばれています。強度がある分重く、素材自体が硬いのが特徴のため、加工が難しくデザイン性はそこまで高くありません。
よって鉄製ホイールのデザイン面をカバーする為、ホイールカバーをつける車を多く見かけます。比較的価格帯の低い車にはこの鉄製ホイール+ホイールカバーの組み合わせ多いです。

大きなデメリットに、鉄の為生じる「錆びやすさ」が挙げられます。

2つ目はアルミニウム(アルミ)

アルミニウムの特徴はなんといっても、軽量、そして鉄よりも柔らかい為、加工がしやすくデザイン性が高い点です。当然軽量であることは燃費にも影響します。鉄と違い錆びに強いのも大きな特徴です。デザイン性の高い高級車やグレードの高い車に標準装備されていることが多いです。
反面、価格は鉄よりも高いことが多く、タイヤ交換時にボルトナットを強く締めすぎるとボルト穴の変形が起こりやすいのがアルミホイールのデメリットの1つです。

以上がタイヤの構成と種類紹介になります。
これらタイヤの基礎知識を頭に入れておけば、実際に自分で交換・購入する際も必ず役に立ちます。

 

タイヤ交換の費用

それではタイヤの基礎について理解したところで、気になるタイヤ交換の費用についてもご紹介しましょう。

自分で行えば当然0円ですが、他へ任せると一体いくらなのか?
自分でやるからこそ気になるところだと思います。

タイヤのサイズ、新規購入したのかどうかによっても大きく変わりますが、一般的にはタイヤ専門店やガソリンスタンドでは4本すべて交換して大体2000円から3000円くらいが相場と言えます。
一本で計算すると工賃は500円ぐらいというのが最安値なようで、単純な交換のみの安さではガソリンスタンドが最も安いようです。

タイヤの交換サインは!?

続いてはタイヤ交換のタイミング、サインについてご説明します。
雪用→夏用、夏用→雪用へ変えるタイミングは、地域によって違うと思いますのでここでは割愛します。

最も大事なのは、タイヤ自体の使用期限をどうやって見極め交換するかという部分です。
タイヤの使用期限はおおむね4年-5年と言われていますが、走行距離、走らせ方、道路状況によっても変わってくるので、自分の目で随時確認するのがベストかと思います。
タイヤの使用期限の見極めポイントは以下3つあります。

1つ目は製造時期表記

写真がタイヤの製造時期表記になります。
実際には年月日ではなく、年と週で表記されているのがタイヤ製造表記の特徴です。
写真の通り通常は4桁の数字です。向かって右2つの数字が西暦の下2桁を表しています。向かって左は何週目かを表しています。写真の場合、このタイヤは2012年の第32週目に製造されましたということを意味しています。

この製造時期から逆算して4年~5年経過しているタイヤは、そろそろ交換時期に差し掛かっていると言えます。

2つ目はタイヤの溝

ノーマルタイヤでもスタッドレスタイヤであってもタイヤには必ず溝があります。雪や氷はもちろん、雨の場合もこの溝がなければタイヤのスリップ率は格段に上がってしまい、大変危険です。この溝が使用経過とともに減っていくので、溝の残り具合でタイヤの寿命を判断できます。そこで重要になるのがタイヤのスリップサインです。
写真がそのスリップサインになります。

タイヤのスリップサインは溝がたっぷりある時は溝の奥に隠れています
しかし溝が徐々に減っていき1.6mmになった時に同じ高さになります。
タイヤ溝とスリップサインが同じ高さになった時が交換タイミングのサインです。
1.6mm以下のタイヤ溝はスリップの危険性がかなり上がっていると思って良いでしょう。

最後3つ目のポイントは、タイヤのゴム自体の劣化

タイヤゴムの劣化を判断するのは「小さなヒビ」と「タイヤの色」です。タイヤは経年でゴム自体が硬化し、小さなヒビ割れが発生してきます。また、タイヤゴムが本来持つ油分が抜けていき、カサカサの状態になり本来の黒く輝いた状態から白く乾いた状態になります。

ひび割れが目立ち、色が白くなってくると溝があったとしても、そのタイヤは交換時期にきていると言えます。

以上、「製造時期」「溝」「ゴムの劣化」を見極めポイントに、自身のタイヤの状態もチェックしてみましょう。

 

タイヤ交換の方法

それではここから具体的なタイヤ交換の説明に入っていきます。

タイヤ交換は身近な整備ではありますが、何トンもある車輌自体の上げ下げ作業も発生するので、実はやり方を間違えると危険な作業でもあります。
是非以下を参照に、安全なやり方をマスターしましょう。

まずはタイヤ交換のための必要な道具からご紹介します。

「必要な道具」

必要な道具は以下になります。

  1. グローブ(軍手等)
  2. カージャッキ
  3. 十字 or L型レンチ
  4. ウマ(リジットラック)
  5. 電動インパクト

最後の2つウマ(リジットラック)、電動インパクトについては必須ではありません。
この2つは価格もそれなりにするので、なくても作業はできますが、あった方がより安全に効率的に作業できます
また写真のカージャッキはフロアジャッキと呼ばれるものですが、これ以外にパンダグラフジャッキと呼ばれるものもあります。

パンダグラフジャッキでももちろん出来ますが、今後自分でタイヤ交換をやっていこうと思っている方はフロアジャッキを購入することをおすすめします
作業能率や安全面でもフロアジャッキの方が格段上です。乗用車用であれば3000円~5000円代で購入できますので、1台持っておくことをおすすめします
また十字 or L型レンチは必ずタイヤのホイールナットとサイズが合うことを確認しておきましょう。

「作業前の注意点」

それでは早速ジャッキアップに、、、といきたいところですが、まずは作業前の注意点があります。前述した通り、タイヤ交換は車輌の上げ下げ作業があるので一歩間違えると大けが・大事故のもとです。

以下の注意点必ず守って実行してください。

  • 水平で固く舗装された場所に車輌を設置し作業する。
  • エンジンは停止し、Pまたはニュートラルに。
  • サイドブレーキをかける。
  • 取り付けるタイヤの摩耗度を事前に確認する。

4つ目の項目は意外と重要です。タイヤを外したまではいいけれど、取り付けるタイヤがすでに古かった、使用期限に近づいていた。なんてことがないようにしましょう。

「ジャッキアップ」

それでは早速車をジャッキアップしていきます。
順番は前輪からやっていくのが良いでしょう。前輪の左右はどちらからでも構いません。
どの車にも車輌ドア下に写真のようなジャッキアップポイントがあります。
このジャッキアップポイントにカージャッキが当たるようにして、車をジャッキアップしていきます。

注意点としては、かならずジャッキアップポイントに当ててゆっくり上げることです。もし車輌のジャッキアップポイントが分からなければ事前にインターネットなどで調べるか、ディーラーさんに聞くようにしましょう。

正規のジャッキアップポイントに掛けることはそれだけ重要です。ジャッキアップポイントには車重がそのまま掛かるので、それを考慮し設定されています。万が一間違った場所に当ててジャッキアップすると大きな車輌の破損、事故に繋がる可能性があります。

タイヤが地面から浮き上がる直前ぐらいまでジャッキアップし、一旦そこで止めます
なぜ完全に上げきらないかと言うと、完全に上げきってしまうとナットを緩める際にタイヤも一緒に回ってしまい緩められないからです。
ウマがある方はジャッキアップポイントのすぐ横に設置しましょう、このウマはあくまで事故防止用ですのでカージャッキはそのまま保持します。

ウマがない方はタイヤでやったりもします。

「タイヤを交換」

上記までジャッキアップできたら、いよいよタイヤ交換をしていきます。
まずはホイールナットを緩めます。
写真のように十字 or L型レンチで緩めるか、電動インパクトで緩めていきます。

ポイントは完全にナットを外し(緩め)きらず、ある程度まで緩めるだけにしておくことです。十字 or L型レンチの場合、最初が固い時がありますが、その場合は足で踏みましょう。

全てのナットをある程度まで緩めたら、ここでもう一度ジャッキアップしタイヤを完全に地面から浮かせます。1cmくらい浮くイメージで良いと思います。
タイヤが浮いたら、ここで全てのナットを緩めて取り、タイヤをはずします。

タイヤをはずしたら、新しいタイヤを取り付けます

写真のように穴にしっかりはまるように、取り付けます。
とりつけたらさっきとは逆にナットを絞めていきますが、重要なのは1つのナットを一気には締め切らず、全てのナットを均等に徐々に絞めていくことです。
1つのナットを一気に最後まで絞めると、タイヤが歪んだ状態で固定されてしまい残りのナットがまっすぐな状態で絞められません。この状態で無理してナットを絞めると、ナットのネジ山が壊れ、ナット自体が使えなくなりますのでご注意ください。

全てのナットがある程度までしまったら、ここで一旦タイヤが地面につくまでジャッキダウンします(完全に降ろし切りません)。
この状態で仕上げのナット絞めを行い、その後車を完全にジャッキダウンします。

ここで大事なポイントとして、仕上げは強く絞めすぎないということが挙げられます。
よくあるのが足の力でレンチを思い切り踏み絞める人がいますが、それはよくありません。先ほど述べた、ネジ山を壊してしまう可能性や次回ナットが外せなくなってしまいます。最後に締め上げるのは人間の手の力で絞められる程度で結構です。
同じく電動インパクトでおもいっきり締め上げるのもおすすめできません。

あとは同じ手順で残りの3つのタイヤも交換していきます。
タイヤ交換は普段やったことがない人にとっては重労働になりうる場合もあります。
無理せず自分のペースで、必要ならば休憩も入れながら、行うのが良いでしょう。
慌てているとナットの絞め忘れ!?なんてことも十分起こり得ます。
無理はケガ・事故のもとですので、心と時間に余裕を持って行いましょう。

 

空気圧チェックと走行チェック

さて、無事にタイヤ交換が終了したら最後に空気圧チェックと走行チェックを行います。経験上この2つは、タイヤ交換後必ずやっておくことをお勧めします。

「空気圧チェック」

まずは空気圧チェックの説明から。
半年以上保管されたタイヤは、置き方等の条件にもよりますが、空気圧が減っているケースが多々あります。
タイヤの空気圧値はその車輌が安心・安全に走行するために設定された値なので、必ず確認し守るようにしましょう。空気が減っていると燃費にも影響します。

空気圧の適正値は、通常運転席側のドアを開けたピラー部分等にシールで表示してあります。

空気圧をチェックするには、ガソリンスタンド(できればセルフ)へ行って無料で器具を貸してくれますのでそれを利用するのが良いでしょう。こんな器具です。

操作はいたってシンプル、タイヤの空気穴にグッと入れて、あとはレバーを押せば、目盛りに現在の空気圧が表示されます。足りない場合はレバーを握って空気を注入していきましょう。ちなみに単位はbarやKpaなどが使われます。
4本チェック&補充するのに3分から5分で終わります
セルフのガソリンスタンドでない場合は、ガソリン給油時などに係員さんにお願いすれば無料でやってくれます。

「走行チェック」

空気圧の次は、走行チェックです。
走行チェックを行う理由としては大きく2つあります。

走行フィールの確認と警告灯の確認です。
タイヤが本来の機能を発揮するのは当然走っているときです。
可能であれば5分から10分運転してみて、ブレーキ、カーブ、坂道等で走行フィールに異常がないか確認しましょう。

もう一つの警告灯についてですが、現代の車はタイヤの回転率が変更になるとそれを異常と検知し警告する機能を持った車が多くあります。
よくあるのが、タイヤのサイズを変更した場合この警告灯がなるケース、または新しくつけたタイヤの空気圧が不完全で鳴るというケースがあります。
もしここで何かしらの警告灯が鳴った場合は、ディーラーまたは町の整備工場へ相談しましょう。その警告灯が「タイヤ空気圧の異常」を知らせるものであれば、前項で説明したガソリンスタンド等での空気圧チェックを行うようにしましょう、警告灯が消える可能性があります。

 

タイヤの保管方法

それでは最後にタイヤの保管方法をご説明します。
タイヤ保管のポイントは

  1. 保管場所
  2. 置き方
  3. 空気圧

の3つになります。

保管場所については、紫外線や直射日光、雨風や高温にさらされない湿気の少ない場所に置くのが良いでしょう。ベストは車庫等の屋内です。
屋外に保管する場合は必ずタイヤカバーをつけて保管するようにしましょう。
前述した通り、タイヤゴムは経年で劣化していくのが大前提なので、保管中もこの劣化をいかにさせないかがポイントになります。

続いては置き方です。
タイヤの保管時の置き方は、ホイールがついた状態とそうでない状態に分けられます。
ホイールありの場合は写真のように横置きに積むのが良いでしょう。

縦に立てて置いてしまうと、地面との接地面1か所に長期間タイヤの重量が掛かることになり、劣化に繋がります。反対にホイールがない場合は、横置き、縦置きどちらでも構いません

最後に保管時の空気圧ですが、こちらは意外と知られていません。
タイヤをより長く使っていきたいという方は、空気圧は約半分にして保管することをおすすめします。
タイヤは何トンもの車輌を支える役割を果たしています。
よってタイヤ内は空気により1.5トンもの内圧が普段から掛かっているのです。
この圧力を半分にすることにより、タイヤゴムの消耗をグッと抑えることができます。

ただしここで思い浮かぶのが、「どうやって空気を抜くのか?」という問題です。
通常はガソリンスタンドで出来ますが、スタンドまでタイヤ4本を持っていくのは結構重労働です。
自分でタイヤの空気圧をチェックしたり抜いたりすることができるタイヤゲージ&虫回しという道具もありますので(1000円ほど)、そちらを購入し使うのが良いでしょう。

 

まとめ

タイヤはいざ新規購入となると費用が膨らむパーツの1つです。
さらには命を乗せる重要なパーツでもあり、少しでも安全に長く使いたいものです。
またタイヤ交換は、整備の面から見ても、ナットの開け閉め、レンチやカージャッキの使用といった、不可欠な基本整備技術や道具を含んでいます。

これから整備を覚えたい人にはピッタリな作業の1つです。
是非今回紹介した内容を参考に、自分の手でやってみて下さい。

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