2017年正月スーパーカー初日の出暴走?!

新車・試乗情報

 

2017年正月。スーパーカーオーナーにとっては毎年の恒例行事となります初日の出暴走ならぬ3日お昼のプチツーリングならびに挨拶回りの模様をお届けしたいと思います。

 

タイトルは初日の出暴走だなんて書きましたが、もちろんお行儀よく交通ルールとマナーを遵守した会となっておりますのでご安心ください。

1月3日朝10時から12時にかけて神奈川県某所にぞくぞくと集結するカラフルなスーパーカー達

中にはこの日に合わせて納車した新しいマシンで参加する方も。
景気が上向きつつあるせいか年々増え続ける参加車両で会場のキャパシティを超えつつあります。私が到着したときにはすでに出口付近しか空きがありませんでした。

ざっと数えてみたところ約150台という驚異的な数でした。

ここから車趣味の聖地ともいえる某パーキングエリアまでのプチツーリングが開催されるのですが、目的地側も大混雑のため少々時間調整が発生します。
その間に趣味を同じくする仲間同士での新年の挨拶が交わされます。挨拶が一通り終わると今度は他の参加者の車両を見学して回ります。

目だった車を私の独断と偏見で紹介させていただきます。

まずは、図らずも?ライバル対決となった2台。左がフェラーリの最新V8モデル488GTB右がマクラーレンのミドルセグメントMP4-12Cです。それぞれイタリア、イギリスを代表するホットなドライバーズカーです。

アストンマーティンGT12!V8ヴァンテージの小さなボディに6.0LのV12を押し込んだV12ヴァンテージをさらにパワーアップして軽くして、とどめにレーシーに仕立て直した究極のスポーツアストンです。なんと世界限定100台しか存在しません。

こちらの見るからに戦闘力高そうなポルシェは最新最強の911、GT3RS(タイプ991)です。ただでさえレアなのにさらに最近流行の兆しを見せているアメリカ発のオーダーメード鍛造ホイールのポカールを履いています。DR5がベースだと思われます。

目的地に先行して到着しているメンバーから12時を回り少しづつ空いてきたようだとの報告がはいったところで、ドライバーズミーティングが始まりました。
ここでは、主催者から交通ルールを遵守し安全運転を心がけることを中心に順路や万が一の事故発生時の対応方法などが説明されます。

人数が多すぎてもはや雰囲気しか撮れてない集合写真を撮影し、いよいよ出発です。
150台超ともなると出発するだけでも10分以上かかってしまいます。

私は、いろいろな車と併走したかったのでちょうど真ん中くらいを選んで列に合流しました。出口からすぐの料金所ではスーパーカー渋滞ができています。

他にも走行中は随所で道路上の車全てが見渡す限りスーパーカーという特異な光景が現れます。おそらく日本中でもここまでの光景はこのタイミングでしか目にすることができないかもしれません。

主催者の注意喚起も行き届いており、安心して仲間達とのランデブーを楽しめます。トンネル内でのエグゾーストノートのオーケストラ、加速が同調したときのワクワク感、どれをとっても至福の瞬間です。あまりにも楽しくてあっというまに目的地に到着してしまいました。

報告が入っていたとおり、凄まじい車の数で駐車スペースを探すだけでも一苦労でしたが、どうにか駐車でき、早速目的地で待機組みのメンバーと新年の挨拶を交わします。
お互いの近況や乗り換えた車のお披露目などを報告しあいます。最近ではSNSの発展などで互いの日常を知っているはずでも直接会って話すとやはり話はつきません。ITが進歩した今日だからこそ同じ趣味を持つ仲間との交流やコミュニケーションの大切さを再認識させられました。

帰り際にもう一つ再認識したことがあります。
それは、スーパーカーブーム再来の兆しです。ここ数年、出入り口で撮影する車好き少年達の数が加速度的に増えていることに気付きました。

今回も20人くらいの方がカメラを構えて見送ってくれていて嬉しくなりました。日本の車文化もまだまだこれからが楽しみになってきました。これらの盛り上がりに対する今後の各社の反応に期待したいです。

日頃いい側面悪い側面、車に携わる上でいろいろな目線で話題をお届けしていますが、全てをひっくるめてもやはり車っていいものですね。

今回はあまりにも筆者の個人的な感情で締めくくってしまいますが、新年ということでお許しいただければ幸いです。

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