筑波サーキット・カーフェスティバル2018(筑フェス)の参加レポート

新車・試乗情報

 

5月5日のこどもの日に、クラシックカーから最新スーパーカーまでが集う車好きのお祭り「筑波サーキット・カーフェスティバル2018(筑フェス)」が開催されました

展示と子供向けの同乗試乗の協力で参加してきましたので、その模様をレポートさせていただきます。

 

 

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イベント概要

会場となったのはタイトルからもわかる通り筑波サーキットです。

タイムアタックで有名な本コースと、ショートコース、更にはオートレース練習用のオーバルコースまで全てを使っての開催です

 

実は、こどもの日に筑波サーキットで車のイベントを開催するのはこれが初めてではありません。

 

初めてではないどころか、昨年までは31年間も毎年開催されていました。

「オールドナウ・カーフェスティバル」と言えば、聞き覚えのある方もいるのではないでしょうか?そのオールドナウが2017年に惜しまれつつも31年の歴史に幕をおろしました。

メインスポンサーであるコカ・コーラが降りたのが直接の理由です。

 

終了してしまったオールドナウの後を引き継ぎ、今回が新規一転で初回となるイベントということです。

来年以降どのようなイベントに育っていくのか非常に楽しみです。

 

 

一般社団法人日本スーパーカー協会の出展

発端となったのは、自動車総合ニュースメディアのレスポンスから協会への声掛けです。

 

イベントの一角を「レスポンスファン感謝デー」と銘打ち、その出展の一つとしてスーパーカー展示や子供向け同乗走行が行われました

 

実態としては、協会に関係の深いSCJ(スーパーカークラブジャパン)というスーパーカー愛好家サークルの協力によるものです。当日の舞台裏を詳しく振り返ってみます。

 

 

都内集合

都内組は朝7時に湾岸地区某所に集合しました。

 

筑波サーキット入り予定時刻は10時半だったため、もう少し遅くてもいいはずなのですが、なんせGW真っ只中ということもあり、渋滞の予測がつかなかったためかなりのバッファを見込んでの集合です。

 

予定していたメンバーが揃ったところで第二集合場所を目指して出発します。

 

 

直前の集合

目立った混雑はなく、全参加者が集合する常磐自動車道の守谷SAには、集合時刻の約1時間前にあたる7時40分にあっさり到着しました。

 

その後も目立った遅れもなく全ての参加車両総勢20台が大集結し、8時45分に会場を目指して守谷SAを出発します。

 

 

子供向け同乗走行

普段はオートレース用の練習場所として使用されているオーバルコースを用いて、11時、13時、15時の3回同乗走行が行われます

 

同乗走行に協力してくれる車両オーナーが各回10名程度で、合計30人分の枠、それに対し想像を上回る人気で朝一から長蛇の列ができ、受付開始時点で全ての枠が埋まってしまいました

 

実際に始まってみると、助手席に座る子供達もそれを見守る両親も一様に最初は緊張した面持ちでしたが、周回を重ねるごとに本当にいい笑顔を見せてくれました。

 

今回、子供限定といっても、下は6歳~上は22歳の大学生までが対象と、非常に幅が広く単純に加速や音に喜んでくれる小さな子供から、大学生にもなってくるとどうすれば自分も買えるようになるのか?などの具体的な人生相談まであり、乗せる側としても楽しめました。

 

 

その他の催し

スーパーカー以外の催しも非常に充実しています。

 

陸上自衛隊からは「七十三式小型トラック」の展示とミニ制服試着体験があり、子供達の制服姿は見ていて可愛かったです。

 

スバルからは今話題のアイサイトを用いたプリクラッシュブレーキ体験。いくら自動で止まると言われても体験するまでは半信半疑でしたが、本当に勝手にとまるので、驚きました。

 

スポーツEVのGLMからは、「トミーカイラZZ」の同乗走行が提供されました。

 

メルセデスブースでは、W222後期型Sクラスを用いて、こちらも話題の先進技術である車外からの自動駐車を体験することができました。

 

私も試してみたかったのですが翌週末に自分のオーダーしたSクラスが納車予定だったので、楽しみにはとっておくことにしました。(詳しくは別途レポートさせていただきます。)

 

 

社会貢献?

子供達は18歳以下入場も同乗も全て無料ということで、チャリティーにもつながるイベントだったわけですが、改めて考えたのは、サービスを受ける側が楽しんでくれれば提供する側も無条件で喜びを分かち合えるということです。

 

社会貢献だチャリティーだと、スーパーカーを利用した活動への意義を難しく考えてしまいがちでしたが、改めて人を笑顔にできるということは、それが自分の笑顔にもつながるものだと純粋に再認識できました

 

スーパーカーって人類の技術の結晶であり、作り手の情熱が形を成したものであり、理屈抜きに素晴らしい!カウンタックを見た当時の人々が、Countach!(クンタッシ)と手放しに驚いたように。

 

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