「車を買うこと」は人生において1大イベント、大きな買い物の1つです。
ご存じの通り、車の購入は安い買い物ではありません。
ディーラーで新車を買う。中古車サイトで中古車を買う。友人から売ってもらう。
色々な購入方法がある中でやはり「なるべく安く手に入れたい」と思うのが本音だと思います。
「ネットオークションって仕組みが良く分からない」
「ネットオークションってちょっと怖い」
と思っている方には必見です。
ネットオークションとは?そのシステムについて
私自身が実際にネットオークション「ヤフオク」で購入した事例に基づき、ネットオークションを使用する上でここだけは抑えとくべき大前提を3つほど挙げたいと思います。(※詳細の手順や方法は後項にて説明します)
ちなみにこれが私がヤフオクで買った車輌です。
「靴や洋服を買ったことあるから分かってるよ」と思う人もいるかもしれませんが、やはり車を買うのと靴や洋服を買うのでは、金額、諸手続き、注意点が全然違います。
普段、車以外のネットオークションに慣れている人ほど、車も同じだと思ってトラブルに陥るケースもあります。
ここでもう一度ネットオークションについておさらいしておきましょう。
① 「ヤフオクは原則個人間同士で話を進める」
ヤフオクでは原則落札前後のやりとりは個人間同士で進めていくことになります。
もちろんサイト側で「次の手順はこうです」とかのアナウンス的なことはしてくれますが、それはあくまで大まかな手順だけです。
原則はそれぞれが発信する情報をそれぞれが自分で読み、指示が必要なら指示する、質問があったら質問する、というように個人同士がどんどん能動的にやりとりをして進めていく必要があります。
これは車でも服でも原則は同じです。
しかし服や靴などと決定的に違うのは、車は金額が他の商品よりも圧倒的に大きく、それに伴う手続きが多いです。商品説明ページを良く読む、不明点などはどんどん相手に質問していくという心構えをいつも以上に持っておきましょう。
よって根本的にネットオークションは、ディーラーや中古車屋さんが1から10まで色々やってくれるという部分とは決定的な違いがあります。
② 「信用度・信頼度はレビューで」
インターネット上でモノの売り買いをする場合、
まず気になるのは「本当にこの相手は信用できるのか?」という点です。
「届いた商品が欠陥品、説明と違った」
「落札した相手がお金を支払わなかったら」
こんな不安が出てくるでしょう。
これを解消するのが「レビュー」というシステムです。
ヤフオクでは商売成立後、必ず当人同士で今回の商売についてお互い評価を付けるというシステムになっています。基本的には「良い・悪い」という評価を付けるのですが、コメント文による評価もあります。
例を言うと、「良い買い物が出来ました」「良い出品者さんでした」とか、
逆に「発送方法の説明がわかりづらかったです」「商品に傷がありました」というようなコメントもあります。
このレビュー内容こそが、それ以降「モノを売るとき」でも「モノを買うとき」でもその人の信用度の証明になります。
特に車の場合は金額が大きいこと、手続きが多いことを考慮すると、後々トラブルのもとになりかねません。それを防ぐ為にも必ず、事前に相手の「レビュー」をいつもよりも入念に確認する必要があります。
③ 「オークション設定か即決価格設定か」
ヤフオクは通販サイトではありません。
あくまでオークションなのでもしその商品を「もっと高い値段で買うよ」という人がいれば、値段はどんどん釣り上がっていきます。
だだし重要なのは、ヤフオクには「即決価格」というオプションもあります。
これはオークションではなく、出品者がこの価格で売りたいと固定値段を設定するので、それより上がることも下がることもありません。即決価格で買った(入札した)時点でそれはその人のものになります。
現在ヤフオクで車を探している人は、お目当ての商品が「オークション」設定なのか「即決価格」設定なのか事前に把握しておきましょう。
千円単位の服や靴と違い、車は万、十万、百万単位の買い物になるのがヤフオク上でも当たり前です。なのでいつも以上に価格にはシビアに目を光らす必要があります。
以上がネットオークションを理解する、使用する上で最低限に頭に入れておいて頂きたい点です。既にネットオークションでの車購入を検討している方は今一度上記を念頭に車を探してみて下さい。
オークションで車を買うメリット
まずはメリットからご紹介しましょう。
「何と言っても価格が安い」
まずは何と言っても価格が安いことが一番に挙げられます。
なぜ安いのか、理由は2つあります。
1つ目は、当然ながら中古車だからです。ヤフオク(ネットオークション)で掲載されている車の多くは中古車です。一度使ってみたけど諸事情で売りたいという商品が集まるのがオークションですから、当然新車価格よりは各段に安く買えます。
続いて2つ目は、中間に業者が存在しないことです。
個人同士をつなげる「ネットオークション」はその最たるものです。
通常、車を売りたい人、車を買いたい人の間には「中古車販売店」が存在します。
中古車販売店の場合、店舗を持ち、在庫を抱え、人を雇い、宣伝をし、となればその分利益を乗せなければやっていけません。ヤフオクも仲介業には仲介業なのですが、上記のように実体として店舗や在庫を抱えていません、その分仲介料が安いというわけです。
ちなみにヤフオクの車の売買の場合、成立すれば落札価格に関係なく一律6048円(税込)の手数料がヤフオクのマージン(利益)になります。
※6048円(税込)は、出品システム手数料3024円、落札システム手数料3024円が内訳です。
「好きな車を選べる」
続いては好きな車を選べる点です。
ディーラーや中古車店にいくと、なんとなくスタッフの買わせたい車種、買わせたい金額に誘導されがちな場面が多々あります。また何かと中古車屋スタッフに気を使ってしまう場面があります。
その点、ヤフオクは完全にその人の自由で決められます。
自分で欲しい車を選び、自分で決めた金額で落札(購入)できます。
「車について詳しくなれる」
続いては車について詳しくなれるという点です。
前述した通り、ヤフオクは原則自分で商品情報をチェックし、不明点があれば質問するという形になっています。
- 事故歴、修復歴はないか?
- 車検はいつだろう?
- タイヤは摩耗してないか?
- 自動車税は支払い済か?
上記は一部ですが、上記のような情報が事前に掲示されていることもあれば、されていないこともあります。ない情報は自分から聞くというのがヤフオクの原則なので、必然的に車の基礎知識が身に付くことになります。
これらの知識は購入時のみでなく、維持していく上でも役に立ちます。
「ヤフオクマスターになれる」
最後にヤフオクマスター(ヤフオクの使い手)になれるという点です。
これは意外と皆さん気付いていないメリットです。
現在、私自身も車以外で多くのモノをヤフオク上で売り買いしていますが、きっかけは車でした。
結論から言えば、ヤフオク上で車を落札するのは、どんな商品を落札するよりも色々な情報が必要です。神経を使います。ヤフオクシステムに詳しくなれます。
車の場合金額が金額なので当然なのですが、一度ヤフオクのシステムを覚えてしまえば、車以外でも新品にこだわりがない限り、「ヤフオクで買えばいいや」という風になります。
寧ろ新品でさえもヤフオク上にはあります。
どんな商品でもデパート、量販店などの実体店舗で買うよりも格段に安いのは言うまでもありません。
オークションで車を買うデメリット
「車輌トラブルのリスク」
まずは何といっても車輌トラブルに関するリスクです。
・落札していざ乗ったら3日でオーバーヒートの症状が出た
・大きな傷があり、事前に知らされていなかった
なんて可能性もあるかもしれません。
ディーラーや中古車販売店には専属の整備士あるいは整備施設が備わっていることが多く、状態をくまなくチェックし、修理できる箇所は修理し、修理できないものはその旨を必ず謳ってあります。
整備状況だけでなく、車検・税金等についても同じことが言えます。
個人同士の売買とは違い、ディーラーや中古車販売店の場合組織として自社の名前に傷がつくことが一番怖いので、その辺りは入念に情報提供を行ってくれるケースが多いです。
(※全てのディーラー・中古車販売店がそうとは限りません、ディーラーや中古車販売店にも酷い店は存在するのが事実です。)
一方、個人対個人が基本のネットオークションでは、自らで納得いくまで車輌情報を得て、最終的には自らの責任で落札する必要があるという点が大きな違いです。
もちろんネットオークションの出品でも、
「専門業者にて定期点検済み」「消耗品交換済」などしっかり謳っている場合も多くありますので、それらの情報も明記されていなければ自らで確認する必要があります。
「金銭トラブルのリスク」
続いては金銭に関するトラブルのリスクです。
以下はネットオークションで車を購入する場合に発生する費用の一部です。
- 車輌価格
- 自動車税月賦費
- 送料や交通費(取りに行った場合)
- 有料証明証等の費用
一番上の車輌価格については当然落札価格内に含まれているのであまり問題になることは多くないと思いますが、それより以下が重要で、これらは事前に、いつまでにどちらが払うのか?金額はいくらなのか?落札価格に含まれているのか?月割りで折半なのか?
等々、個人間で確認しておく必要があり、確認を怠ると後々トラブルの原因になります。
「名義変更の手間」
続いては名義変更の手間があるという点です。
落札後もっとも時間と神経を使うのがこの「車輌の名義変更」と言っても過言ではありません。
この名義変更をどちらでやるのか?落札前に確認しておくのが賢明です。
(※名義変更の詳細は後項で説明)
「受け取り(移動)の手間」
最後のデメリットは、車輌の受け取り(移動)に関する手間です。
出品者と落札者が近場なら何かとスムーズなのですが、遠いと何かと手間です。
陸送可能と明記している場合もありますので、その場合は送料等をしっかりチェックしましょう。
とはいえ個人間の売買の場合、陸送可能なケースは少ないようにも思えます。
落札者が公共交通機関などで現車を取りにいき、乗って帰るというケースが多いので日程調整や場所設定も必要になってきます。特に普段仕事をしている方はこの調整にやや神経を使うことになります。
オークションで車を買う方法(具体的手順)
ネットオークションの全体的な流れ
まずは全体的な流れを掴んでいきましょう。
ネットオークションの場合、条件に合う車がすぐに見つかるとは限らないので、全体的な流れのイメージを把握しておくのはとても重要です。
〈全体的な流れ〉
条件に合う車をサーチ(検索)
↓
現車チェックや問い合わせ
↓
入札
↓
落札
↓
諸条件の確認、支払い
↓
現車受け取り
↓
名義変更
全体的な流れは以上になります。
あくまで一般的な流れになりますので、各出品者によって流れは多少違ってきます。
それでは次項より詳細なやり方をご説明していきます。
車体を見つけよう!見つける上での注意点
車を見つける上での注意点を以下4点まとめてみましたので、それを念頭にまずは自分の落札したい1台を決めましょう。
検索方法は普段ネットでモノを調べたりするやり方と変わりません。ヤフオクカテゴリーから「中古車・新車」を選び、欲しい車の名前や車種を入れて検索しましょう。予算や場所でもソートをかけられますのでうまく活用してみて下さい。
① 「商品の説明ページを熟読すること」
車の場合落札金額が大きいので、買う側と同様に売る側も無用なトラブルは避けたいと思っています。よって売る側は、商品ページに必要情報をできる限り明記しているのが通常です。その必要情報を見逃したり、誤認識しないのが大前提です。
ここだけは押さえておきたい掲載情報のポイントを以下に記載します。
解説文も記載していますので是非参照にして商品説明ページをチェックしてみて下さい。
写真:
車輌写真は必ず細部までよく見ましょう。錆や傷も見逃さないように。そもそも写真枚数が少なすぎる車は怪しいので注意が必要です。
枚数は多ければ多いほど信用度は上がります。エンジンルームの写真があれば信用度はかなり高いです。
車輌説明文:
説明文は必ず全文章読みましょう。
年式、走行距離、車検の有無、故障箇所の有無、修理・点検・事故歴、車の所在地などが主なチェックポイントです。
ちなみに車検付きの車輌を狙うのを強くお勧めします。
ここで一番大事なのは、上記の説明項目を見て不明な点は臆せずどんどん出品者に質問することです。車に詳しい友人などに内容をみてもらうのも良い手です。
入札期限や価格:
入札期限や価格は必ずチェックしましょう。
オークション制か?即決価格か?はもちろん、最低落札価格の有無やすでに入札履歴があれば必ずそれもチェックしましょう。
支払いについて:
落札価格の総額だけを気にしていると後々トラブルのもとになります。落札総額には本体車輌価格以外に何が含まれているか必ず確認しましょう(←車輌説明文ページに書かれていることが多いです)。
また銀行振込か手渡しかなど支払い方法も必ず確認しましょう。
車の場合金額が大きいので、お預かり金制度(3万~5万)を明記している出品者が多いです。
名義変更について:
落札後必ず行わなければいけないのが、名義変更です。商品説明ページ内に名義変更への明記があれば必ず確認しましょう。
まず重要なのは「どちらが名義変更を行うか」。当然名義変更に関して触れていなければ、必ず質問しましょう。
送料と受け取り方法:
車の場合、送料と受け取り方法は必ず明記されているので、見逃さないようにしましょう。これも後々トラブルの原因になることがあります。記載がなければ必ず問合せしましょう。
② 「金額の妥当性」
さて商品の情報を十分に確認したら、金額の妥当性を天秤にかけましょう。
方法としては、まずヤフオク内に同じ車種の車がいくらで売れているか?見るのがよいでしょう。
または大手中古車サイトで当該車輌の金額を調べるのも良いです。
あとは「オークファン」というサイトがあります。これは車に限らず、過去にオークション上でどんな商品がいくらで落札されたか調べられるサイトです。かなり参考になります。
あなたの狙っている車の価格と比較しあまりに安すぎる、反対に高すぎるという車は手を出すべきではありません。
特に極端に安すぎる場合は注意が必要です。もし車に対して、知識・経験がない方はそのような車輌の落札は避けましょう。もし車好きの友人がいたら相談してみるのもアリです。
③ 「現車チェック可能か?」
現車チェック(入札前に対象車を直接見ること)が可能か?というポイントは必ず聞きましょう。
もし現車チェック可能で、自分の都合が付くのであれば、必ず現車チェックすることを120%おすすめします。
また現車チェックにいき、その車に試乗できるなら必ず試乗して下さい。
他にもネット上の掲載情報と違う部分はないかよく確認して下さい。とにかく写真には写らない細かい部分を見るのが大きな目的です。
エンジン音や、ブレーキの利き、マフラーの排気などの写真映らない部分は特に重要です。
ちなみに例え写真で事前にあったとしても以下の部分は必ず見ましょう。
エンジンルーム内
メーターや警告灯のチェック
車輌のサビや傷
タイヤの磨耗や異常
また車の状態を生で確認できることも重要なのですが、他にも重要なのは出品者と直接顔を合わせ話すことで信用度・信頼度が双方でグッとあがるということです。
こればかりはシステム上でやりとりするのとでは格段に違いがあります。
④ 「レビューの確認」
最後に重要なのが出品者のレビューです。これは、必須中の必須です。
商品説明ページばかりに気を取られがちなのですが、むしろそれと同じくらい出品者のレビューは重要です。
「悪い」評価が目立つ場合は要検討です。
入札前に確認すること
入札前にすることは、いたってシンプル。
予算を決める、覚悟を決める この2点です。
前者は「どこまで出せるか?」自分の予算を決めておこうということです。入札期限直前になると大抵多くの人が入札してきますので、そこで自分の予算額を決めておかないと予定より多く支払ってしまったり、とにかく余計な精神的エネルギーを使ってしまいます。
後者は単純に腹をくくるということです。オークションで車を買う場合はとくに必要です。
自身が入札し、それが落札されればその後に「やっぱり無し」は通用しません。
もちろん自分が一度入札したら、落札までは逐一入札状況を把握しておきましょう。
ちなみに「入札」の作業はとても簡単です。「入札」ボタンを押し、あとは「入札額」を入れ確定するだけです。指示通りに行えば特に難しいことはありません。
落札~落札後にすること
まずは落札後にすることのメインは以下の3つです。
支払い・車輌受け取り・名義変更
基本的には落札後すぐに上記3つの進め方について「この後こういう風にして下さい」という手順に関するメッセージが出品者から来ます(あるいは事前に記載してある)。
ここで一般的に上記3つのやり方を以下にて簡潔に解説します、参照にしてみて下さい。
「支払い」
何はともあれ支払いです。支払いは前述した通り、銀行振込や車輌引き渡し時に現金手渡しが多く、全てが無事に終わるまで事前に預かり金を払う場合もあります。
原則それらは出品者の指示通りに動くのが通常です。落札後にメッセージで案内されることもあれば、事前に商品ページに記載してある場合もあります。
金額も大きいですが、下手に支払いを先延ばしせずなるべく早く払ってしまう方が、何かと無用なトラブルを避けることができます。
「車輌受け取り」
支払いについての手順も確認し、支払い自体も済めば次はいよいよ現車受け取りです。
陸送可能な車輌を選んだ方は当然待っていれば良いのですが、そうではない場合は自分で取りに行かなくてはいけません。時間・場所をよく確認し、時間に余裕を持って出発しましょう。
すでに現車チェックもしているのでそんなに注意点はありませんが、意外と見落としがちなのは、新しい車の乗り方をちゃんと聞いておくことです。
エンジン始動方法から始まり、シフト操作、ウィンカーなどの各種灯火類は、初めて乗る車の場合分からず慌てます。私の場合はマニュアル操作のバックギアの入れ方が分からずかなり焦りました。その辺りもよく聞いておきましょう。
「名義変更」
さて最後にくるのは名義変更です。個人的には落札後の作業でこれがメインなのではないかと思います。
まず名義変更とは、古い所有者から新しい所有者へと車の名義を変えることを言います。これをしないとその車はずーっと古い所有者のものとして法律上扱われます。事故や盗難があった場合、または税金関係の処理などそれが全て古い所有者にいってしまうので、車輌引き渡し後はなるべく早くこの名義変更を行いましょう。
また前述した通りこの名義変更を落札者がするのか、出品者がするのかがまず大事なのでその部分をはっきり確認しておいてください。
名義変更には旧・新所有者で以下の書類等が必要になります。
【旧所有者】
- 印鑑証明書(旧所有者の)
- 車検証
- 譲渡証明証(旧所有者の実印あり)
- 委任状(旧所有者の実印あり)
【新所有者】
- 印鑑証明書(新所有者の)
- 車庫証明書
- 実印
- 現車
簡単に上記書類を解説しますが、
譲渡証明証と委任状はダウンロードできるサイトがネット上に沢山あります。
ちなみにこんな感じです。
譲渡証明証は「私は確かに◯◯さんに車を譲渡しました」と公的に証明するものです。
委任状は名義変更作業を新所有者に一任しますよという書類です。
ちょっと厄介なのが車庫証明証ですが、この車庫証明書は新所有者が車を保管する場所の最寄りの警察署で取得できます。
車庫証明申請で出向けば係りの方が手順を教えてくれます。
要は、「今回買った車をどこに保管するか」を公的に証明するものです。
申請はそこまで難しくありませんが、申請書と保管する車庫周辺の地図を提出した後、実際にそこへ警察官の方が来て場所を確認します。通常は申請から2〜3日で発行されます。
これらを持って陸運局に行けば、あとは原則陸運局のスタッフの案内通りで名義変更は出来てしまいます。そこまで難しい手続きではありません。ちなみに名義変更が済めば、その場で車の新しいナンバーが発行され、陸運局スタッフ監視の中で、自らの車輌に取り付け、終了です。
まとめ
やはり原則は「自己責任」という部分がありますが、それでも車に関する基礎知識と整備経験がある人にはかなり魅力的な車購入方法の一つなのではないでしょうか?
スマホやパソコンが広がり、情報共有が当たり前になった今、一昔前よりも格段に環境は整っていると言えます。これから車について勉強したいなんて方にも良いと思います。
ネットオークションで車を買うことを検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。
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