カーナビおすすめ比較!最新の機能はここまで進化している

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カーナビの普及率はかなり上がってきていて、もうほとんどの車に搭載されているのかなと思って調べてみたら、ソニー損保が実施した全国カーライフ実態調査によると2015年11月時点ではまだ66.9%と、思っていたほどには高くないようでした。

いやいや、これはきっと営業用車両や、トラックなどもひっくるめての数字でしょうと思いましたが、自家用車オーナーに限定して調査されたものでした。

ちなみにこれから搭載予定の方は8.9%いらっしゃるので、それを足すと75%くらいにはなるようです。

最近のカーナビは、予想以上に機能が進化しているようですので、少し最新のカーナビについて調べてみましたのでご紹介したいと思います。

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まずはカーナビの進化を軽くおさらい…

カーナビのディスプレイにも大画面化の波が…

世界初のカーナビは日本のホンダが1981年に開発した「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」でした。本格的な普及はCDタイプのものから始まり、次にDVDタイプへと進化しました。その後HDDタイプが登場すると情報量が格段に増え、グラフィックも3D表示などが実装されるようになりました。

その他にも手軽なメモリータイプや、スマートフォンやタブレットのアプリケーションでカーナビを代替するケースも出てきていて、まさに多種多様の広がりを見せています。

ちなみに現在、私が使っているカーナビは三菱純正のHDDナビで、地図の更新ディスクは新東名高速に対応したところで最終版となり、更新は途絶えてしまいまいした。

近年は高速道路などの新規開通が目白押しなので、カーナビの地図の更新が無くなってしまうのは非常にイタイところ。そうなってくると俄然新しいカーナビに興味が湧いてしまうのでした。

 

最新カーナビは個性的な機能満載で選び難し!

縦2画面に配置されたデュアルディスプレイが目を引きます

ちょっと調べ始めるとすぐに調査は迷宮入りの様相を呈してきてしまいました。オリジナルの機能が色々とありすぎて、どれを選んだら良いのやら、だんだん分からなくなってしまうのです。

HDDナビが出始めた頃は、値段が高ければ高いほど基本性能が高くなっていって、同価格帯であれば、メーカーが違ってもだいたい同じ機能が搭載されていたものです。

しかし最新のカーナビでは、スマートフォンとの連携や、ハイレゾ音源対応、さらにはクラウドサーバーと通信して地図が自動的に更新される機能などが搭載されています。機種固有のオリジナルの機能が搭載されているので、同じ価格帯でもそれぞれが別物のナビと言って良いほどに強い個性を持っているのです。

とは言えカーナビで重要なことは、なによりもその見やすさにあるといってよいのではないでしょうか。いくら機能が満載であっても、画面がごちゃごちゃとしていては、安全運転もおぼつきません。

視認性に優れたカーナビというのはなにも大画面カーナビに限りませんね。カーナビの画面サイズの主流は初期は5インチ程度のものから始まり、7インチが大画面扱いの時期もありました。しかしながら現在では7インチはスタンダード扱いで8インチ以上のものも徐々に増えてきています。

ただしダッシュボード上に後付けするタイプですと、8インチのディスプレイは少々存在感が大きすぎると感じる方も多いかもしれません。

 

HUDの未来的なディスプレイはまるで映画の世界♪

実際に走行する道に浮かび上がるように表示…これは、オンダッシュタイプ

最新機能として、非常に目を引くのはHUDディスプレイです。実際の風景にナビゲート情報がシンプルに重ね合わせるように表示されるので、カーナビ画面に視線を落とさずに運転に集中できるので安全性も高まります。

なにしろ、映画の中に出てくるような先進的な装備に胸が躍ってしまいますね。ちょっとした戦闘機のコクピットのような雰囲気です。

戦闘機などの航空機に採用されるHUDディスプレイ…カッコイイ♪

パイオニアのAR HUDはサンバイザーに取り付けるタイプで、フロントガラスの上方に透明なパネルが浮いているようなイメージです。ここに前方の景色に浮き上がるように必要な情報が表示されるので、運転の邪魔にはならなそうです。

これに対してパナソニックのフロントインフォディスプレイは、ダッシュボード上に設置でき、視線移動が少なく情報を確認できるので実用性がとても高そうに感じました。これも好みだと思いますが、個人的にはこちらのほうが感覚的にはしっくりくる感じがしました(カッコよさでいえばパイオニアですかね)

天からルートを導かれるような感覚…ちょっと好みが分かれそう…

 

ポータブルナビは選ぶのも簡単、お手軽♪

ひところのHDDナビにも劣らない性能…

ちなみにポータブルナビになると、メーカー数も機種数もぐっと少なくなり、ある意味迷わずに選べるといえるのではないでしょうか。

ポータブルナビというと以前は安かろうなイメージでしたが、最近の機種ではジャイロセンサーも搭載されるなど、測位精度は思いの外高いレベルにあって、インダッシュの本格的ナビにも勝るとも劣らないようです。

心配になる地図情報も16GB程度の容量があるのでDVDよりも遥かに容量が大きく、ドライブにまったく差し支えないでしょう。

価格も控えめで、気軽に取り付けたい方には充分に魅力的なスペックを備えていると思います。今までのカーナビのイメージと大差ないので、シンプルイズベストでいくなら良い選択肢になるのではないでしょうか。

 

番外編 ネクサス2012WIFIモデルはカーナビとして使えるか

タブレットブームの立役者のネクサス7 2012モデル

ネクサス7はひところ非常に売れた7インチタブレットの代表選手ともいうべき存在です。特にWIFIモデルは価格が手ごろで、しかもグーグル純正なのでサポートも手厚いので好評でした。

さすがに今となっては少々スペック的に厳しくなりつつありますが、それでも使えないなんてことはありませんね。絶妙なサイズ感が心地よくて、今でもたまに使うことがあります。寝床でブラウジングのお供には最強だと密かに思っています。

と ちょっと脱線してしまいましたが、ネクサス7にはこの価格でありながらiPadにはないGPSが搭載されています。ですので、かなり正確な現在位置を把握することができます。

さらにグーグルマップと連携してオフラインでナビを使えるアプリがリリースされています。

本来はグーグルマップは、日本ではオフラインマップを利用できない環境なのですが、このアプリではあらかじめ目的地を設定すると、そのコースに沿ったマップをあらかじめ本体のストレージに読み込んでおくことができます。

なので、自宅でマップを読み込んでおけば、Wi-Fi環境でなくてもオフラインでカーナビのように使えてしまうということなのです。

実際に東京から福島のいわきまでのドライブで使用してみた結果、思いのほか正確に自車位置を表示するのには驚かされました。

しかしながら、しばしばGPS信号が途切れてしまい、そうすると車の速度センサーと連動していないため、自車位置が動かなくなってしまうことがありました。

トンネルでもGPS信号が途切れてしまうのですが、短い間なら、速度を予測してある程度修正は効くのですが、やはり長いトンネルだと厳しいものがありました。

グーグルマップは普段見慣れていることもあり、その上を自車位置がトレースされていくのは思った以上に見やすいものだなと感じました。

ただし、やはりWi-Fiモデルだと、最初に読み込んだマップ以外は対応できず、途中で気が変わって目的地変更とか、渋滞回避なんてことには対応できないのはちょっと痛いですね。

ふとしたアプリ落ちなどになってしまうと、読み込んだマップが無効になってしまうので、これだけに頼るのはちょっと危険かなという気がします。

また、基本的にディスプレイは付きっぱなしで、GPS測位もずっと継続してるので普段よりもバッテリーの消耗が激しいです。3時間も使っているとほとんど空になってしまいます。

ですので、もし利用するとするならば、カーナビはついているうえで助手席などで補助的に使うといった用途ならいいんじゃないかなあと思います。

当然SIMモデルなら、常時マップの再読み込みができるので、使い勝手は違ってきますね。

でも、やはり車速センサーにつながっていないハンデは付きまといます。

 

まとめ

カーナビの進化は、情報量の競争から、独自機能の競争に完全にシフトしてきているようですね。

自動運転車の急ピッチな開発とカーナビの連携がどうなっていくのかも気になるところです。今後のさらなるカーナビの進化から目が離せません。

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