コーンズ芝ショールームのフェラーリポルトフィーノ内覧会参加レポート

2017年9月のフランクフルトモーターショーにて世界デビューを飾ったばかりのフェラーリの最新型FRオープンスポーツ “ポルトフィーノ”。その内覧会が11月3日(金)にコーンズ芝ショールームで11月5日(日)ロッソスクーデリアにて相次いで開催されましたのでその模様をお届けします。

 

お披露目までの流れ

以前フェラーリの最新フラッグシップ812スーパーファストのお披露目レポートの際に最近のトレンドとしてのお披露目の流れを説明させていただきましたが、今回もそのお作法通りです。

まず、世界的モーターショー(需要が少なく出展すらされなくなりつつあるアジア以外)でのデビューがあり、その後各国のディーラーを順に回っていくという流れです。

古株ということもあり、コーンズ→ロッソスクーデリア→地方という流れになっています。

 

内覧会

最近のSNSの発達やそのことを前提としたメーカーマーケティングにより、知らず知らずのうちにそろそろ内覧会があるのではということが頭のどこかに刷り込まれていました。そのうちのインビテーションが送られてきたので、二日間のうちから都合のよい日時を選んでFAXを送信します。本来は夜の方が雰囲気的にすきなのですが、所要のため午前中となりました。

何度経験しても新しいフェラーリの実物を見る前の高揚感やワクワクは何物にも代えられません。本当に純粋に楽しみです。

 

実物をみた感想

フランクフルトでデビューして以降、インターネットやSNS上でいろいろな記事や画像を大量に予習していました。その時点でだした結論は、正直なところ全くダメなデザインで、自分が所有するカリフォルニアの方が圧倒的にカッコよく、最新のフェラーリよりカッコいいなんて幸せな気分に浸っていました。実物をみてそんな幸せは儚いまぼろしだったことに気付かされてしまいました。残念ながら。写真でみるよりも実物は圧倒的にカッコよかったです

もちろん、最近の車の傾向として見慣れるまではカッコよくみえないということもあるかもしれませんが、実物のボディサイドの抑揚や伸びやかなシルエットは本当に溜息がでます。特に気に入ったのは、テールランプが大きく左右に張り出しているところです。これにより車幅がよりワイドでその上車高も低く見えるためスポーツカーとして理想的なプロポーションに見せる効果があります。

サイドビューもブラックアウトされたサイドスカートが大きくくびれを作っており、動物的な躍動感をもたらせています。この辺りは本来ランボルギーニが得意とする手法です。

と、ここまでは褒める一方でしたが、このまま終われないのが私のレポートです。

実はとあることが気になってしかたありません。それは、偶然なのかもしれませんが意匠があまりにもヴァンキッシュザガートに似た点が多いことです。

まさか、このクラスの車で真似をしたなんてことはないとは思いたいのですが、似てはいます。特に、サイドとリアビューです。真相はもちろん確かめようもありませんが、色まで似ているだけに考えすぎかもしれませんが。

 

一番大きな改良点

一番大きな改良点については、人それぞれだと思いますが、恐らく多くの人がデザインやエンジン、電子制御などを挙げることでしょう。しかし、私はカリフォルニアオーナーだからこその視点で、ズバリフロントシートバックの形状を挙げさせていただきます。

カリフォルニアやカリフォルニアTでは、フロントシートバックがフラットな形状だったのに対して、ポルトフィーノでは大きくシェイプされており、後席のパッセンジャーの膝がその隙間に入るようになっているのです。

これは使い勝手と言う点で本当に大きな改良と言えます。カリフォルニア発売から約10年が経過し、膨大なリサーチ結果から後部座席を以外と実用されるオーナーが多いことに気が付いた結果だと思います。私のカリフォルニアのシートだけこれに交換したいくらい羨ましいです。

 

買いかどうか

個人的には、これまでも再三に渡って申し上げているように私はアンチターボ派です。いくら自然吸気に近いとか圧縮比が高いだとか言ってみたところで所詮ターボはターボです。環境適用のための一種の妥協策でしかなく、気持ちよさの一点では自然吸気に勝るものはありません。

人それぞれがフェラーリに何を求めているかによって答えは異なってくるはずです。それが私の場合は美しさや官能性などがほとんどを占めていたというだけです。もし、自然吸気だったとしたら間違いなく買い替えていたのかも知れません。

ちなみに私の周囲ではオーダーしている方がほとんどで、488スパイダーを待ちきれない方がポルトフィーノに変更というパターンも多いようです。あれほど完成度も高い488からの鞍替えが多いともなれば、ポルトフィーノの人気ぶりはいよいよ本物でしょう。

アンチターボ派とはいえ、乗ってみてからもそういい続けられるとも限りません。とにかく早期に試乗してみたいと思います。引き続き試乗記をお楽しみに

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