車の維持費を軽減する方法

最近の話題が極一部のハイエンドユーザ向けに偏りつつあったので、今回は車をお持ちの方になら誰にでも当てはまる話題とさせていただきます。
しかも、車の維持費を軽減する方法と題して、明日からすぐにでも使える方法まで出し惜しみなく紹介しちゃいます。

まずは、今かかっている費用を低く抑える方法から紹介させていただきます。

「駐車場代-月極め」

みなさまはどんな駐車場をお使いですか?
一戸建てや駐車場付きの分譲マンションにお住まい、または、地方の駐車場料金が気にならない地域にお住まい、かつ、付帯の駐車場で足りている方は読み飛ばしてください。

 

それ以外の都市部でいわゆる賃貸駐車場をご利用の方に朗報です。

実は、都市部でも探せば相場よりも遥かに安い月極め駐車場が存在しているのです。

例えば、古くから交通の要所として人気の高い品川駅付近。

この区域で普通に月極め駐車場を探せば月額5万円程度とかなり高価です。

ところが、ここでは固有名称は控えさせていただきますが、某大型商業施設の付帯駐車場が月極め契約可能で、なんと、月額2万円と半額以下なのです。

もちろん、安いのには理由があります。大抵の場合は、深夜早朝の入出庫不可やフリーアドレスのため車庫証明発行不可などの制限事項が付けられています。

しかし、冷静に考えてみるとこれらの条件がそれほど不利だとは思えません。

深夜や早朝に突然車を使わなければいけないシチュエーションがありますか?

もし、あったとして、元々車を持っていない人はどうすればいいのでしょうか?

そう考えると、駐車場代が気になるくらいの都市部で深夜・早朝に車がなくて困ることはそれほどないはずです。

次に車庫証明問題です。確かにこれから車を買う方にとっては大問題です。

しかし、この問題もワンクッション置く事で解決可能です。

購入の際だけ数ヶ月だけ家の近くの駐車場を契約して、その後最低契約期間さえ過ぎれば解約してしまえばよいのです。より安い駐車場が見つかったという理由は十分解約に値するはずですから。

私が把握しているだけでも、東京都内でしたらこういった大型商業施設の駐車場月極め契約は、自宅から自転車圏内には必ず存在しています。みなさまもぜひ一度探してみてください。

毎月の駐車場代が半額以下になるなら探してみる価値はあると思います。
特に複数台お持ちの方にとっては、車で行って車で帰ってこられる上に、交換の際の駐車もフリーアドレスなら楽々なのでお薦めです。

「駐車場代-時間貸し」

車を所有していると避けては通れないのが、出先での駐車です。都心部に出かけて、うっかり高額の駐車料金を請求されると、ついつい車を手放したくなったりしませんか?
そういうことを避けるためにも駐車場選びは慎重に

 

 

私は、常にパーキングメーターを探すようにしています。警視庁がwebサイトに掲載しているパーキングメーターマップも存在しているのですが、GoogleMapでGPSが当たり前のこの時代に未だにPDFなので全く使えません。

大抵の場合、大通りから一本裏に入ればみつかることが多いので、ぜひ探してみてください。

1時間300円均一と、どんなコインパーキングよりも圧倒的に安い料金設定です。確かに1時間置きに戻ってきて留めなおす必要はありますが、その労力に見合うだけの安さだと思います。

しかも、夜19時や20時で運用時間外になり留め放題になる場所も多いので、その場合は18時や19時から300円入れてしまえば、朝まで留め放題とも言えます。

どうですか?こんなお得な時間貸し駐車場他にはないと思います。


ただし、コインのみ受付のパーキングメーターでコインを入れずに(両替に行っている前提で)60分まではセーフですが、コインを入れているかどうかに関わらず61分はアウトです。

せっかく安く済ませるはずが、高額の反則金を納付するハメになるのにだけはくれぐれもご注意ください。

 

「保険料」

保険の見直しというとどこかの外資系損保のCMみたいになってしまいますが、もちろん私は保険業者の回し者ではありません。
車を購入する際についつい忘れがちで、案外ボディーブローのように効いてくるのがこの保険料ではないでしょうか?

すでに1年以上契約している方は、過去1年間にどういったドライバーが運転したのか思い出してみてください。

家族以外運転していないのに無駄に無制限にしていませんか?

中古車相場を大きく超える金額で車両保険に入っていませんか?

全損事故にあう可能性がそれほど高いなら高い金額で入っていてもいいのですが、中々ありませんよね。

しかも、車両金額設定が高ければその分修理に使える金額も高くなりますので、大抵の場合は保険会社のアジャスターの言いなりになってしまい修理で形がついてしまいます。

中々全損にはできない上に毎月高い保険料を払うと考えると、高い金額設定は有利とは言えないとご理解いただけると思います。

あまりに手厚くしすぎるよりも、本当に必要なものだけにする取捨選択が大切ですし、そのために日々の見直す習慣が重要です。

 

「メンテナンスコスト」

車を維持する上で忘れてはいけないのが、このメンテナンスコストです。

固定費はみなさんしっかり把握されているのですが、このメンテナンスコストを念頭に置いていないと突発での故障や車検整備に回すお金がないばかりに足元を見られた金額でせっかくの愛車を手放すことになってしまいかねません。


故障してからの修理費用と予防するためのメンテナンス費用では、明らかに故障してからの方が高くつきます。

そこで、私はお客様には常々予防メンテナンスだけはしっかりしていただくようにお薦めしています。
特に、油脂類の交換は、怠ってもすぐには故障として現れません。しかし、エンジンやミッションなど重要な機関部を着実に劣化させていってしまいます。

そこで、最低でも1年毎のエンジンオイル交換、車検2回毎のブレーキフルード・ATF交換くらいは固定費として計上しておいてください。
また、突発的に故障が発生した際にも診断だけはいつもの整備工場でお願いして、必要部品の調達や場合によっては交換まで自身(車好きの友人でもOK)で実施することで相当な節約が期待できます。

具体例として、私の日常の足として使用しているメルセデス・ベンツ S550(W221)の場合を紹介します。
実は、先週タイムリーにもスライディングルーフが故障しました。ルーフを閉じようとした際にゴムのモールが外れ、その外れたモールがルーフに挟み込まれることでレールに無理な力が加わり、プラスチック製のレールが折れてしまいました。
こうなってくると、最近の車は部品修理ではなくアッセン交換しか手はありません。

正規ディーラーで見積もりを取得したところ、部品60万円+工賃5万円の65万円でした。もちろんこんなお金は払えません。

そこで、インターネットで探してみたところ中古のスライディングルーフが18,000円で販売されていました。送料を入れても22,000円!
早速購入し、自力で交換することに成功しました。かかったお金は、部品代と一人では持ち上げられないルーフを支えてくれた友人に対するお礼のご飯代だけで済みました。

ここまででは、今現在の維持費からいかに安く上げるかを紹介させていただきましたが、ここからは積極的に車に働いてもらうことで維持費を自分で捻出してもらう方法についてです。

 

「カーシェア」

中古車売買についての記事やこのコーナーでも幾度となく登場していますが、やはり、カーシェアに出すことによる収益は維持費軽減に直結するため見過ごせません。

実際には私も収益目的でカーシェアに複数台使っているわけですが、主に以下の2つを使用しています。

・Anyca(https://anyca.net/
サービス開始後、ようやく、約2年が経とうとしているばかりのサービスです。経営母体があのプロ野球でお馴染みのDNAです。

他社のBtoCのシェアサービスとは異なり圧倒的に安価な価格設定と、オーナーとユーザの精神的距離の近さも魅力の一つです。何度もリピートしてくださっている方から、車の売買注文をいただいたりすることもしばしばあるほどです。

現在では、会員数8万人登録台数3000台を超える規模にまで発展しています。車種さえピッタリとはまってしまえば、維持費軽減どころか利益まで出すことも不可能ではないほどです。

・cafore(http://www.cafore.jp/
Anycaとは似たコンセプトではありますが、保険の解釈に決定的な差があります。

Anycaは事故時の車両損害はユーザに責務がありますが、caforeでは、基本的にオーナー側が修理責任を負います。

このあたりはよく両社を比較した上で納得してシェアしなければ、万が一の事故時に思わぬ損をしてしまうことになりかねませんのでご注意ください。

 

気をつけた方が良い点

ここまでをみると、カーシェアは車が空いている時間に手軽に人に貸すだけでお金が入ってくる素晴らしい方法かに思えるのですが、もちろんデメリットもあります。

-接客
ここであえて接客と書かせていただいたのは、CtoCで人に貸すだけだと言っても、対価をもらってサービスを提供する以上は接客といえます。

対人業務が苦手な方にとっては少し工夫の余地があるということです。解決策としては、無人での貸し出しが可能でメール連絡だけで事足りてしまいます。

-車両の消耗
経験上、車はオーナーが変わった直後が最も壊れやすいです。

乗り手の癖により車が合わせられず、そこに無理が生じて故障にいたることがあります。カーシェアはその繰り返しにも似ているため注意が必要です。
また、車をわざわざ借りるということはそれなりに走行する用途があるはずです。

自分だけの利用なら月1000kmで済むところが、週3回貸せば1回200kmとしても月2400km走行することになります。

車の消耗スピードが3倍以上になることがお分かりいただけるかと思います。

 

ここまで二回に渡って、維持費そのものを軽減する方法と維持費を稼ぎ出す方法を紹介させていただきました。これらの方法を上手くバランスさせながらカーライフにお役立ていただければ幸いです。
今後も新たな方法が発見できればどんどん紹介させていただくつもりですので、お楽しみに!

 

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