「クルマがうるさい!」と悩むあなたに贈るプロが教える車の静音化

「ガタガタ!」「ゴー!」という車内に響く騒音。
「うるさい!」と感じて気になりだすと、ストレス以外の何物でもありませんよね。
騒音の元凶を絶ちたいと思っていても、結局どこから鳴っているのかすらわからないケースが大半です。
しかしだからといって、騒音によって大切な愛車を嫌いになってしまうのは非常にもったいないし、とてもかわいそうですよね。そんな悩めるあなたに、数々の騒音と戦ってきたオーディオショップメカニック出身の筆者が、「誰でもできる静音化技術」を解説していきたいと思います。意外と知られていない技術もご説明するので、よろしければ試してみてくださいね。

クルマから発生する「音」は「振動」

「音」と一言でいっても、クルマには様々な音の種類があります。

 

例えば、不整路を走行中に発生する「ギシギシ」という音もそうですし、オーディオ機器から発生する「キーン」という音も、同じく音に分類されます。

つまり、音と一言でいっても、様々な種類がある以上、それぞれに応じた対策が必要だということです。

 

そして、「音」という事象に対して必ず押さえておかなければならないポイントがあります。

 

音とはすなわち、「振動」だということです。振動が要因となり、発生するものが「音」なのです。

したがって、オーディオ機器から発生する歌声もクルマで発生する音も、全ては同じ振動から発生しているわけですね。

 

簡単にいえば、クルマの不快な音を無くすには、「振動を抑える」という対策が基本だということになります。

 

クルマから発生する音を無くすことはできない

結論から言ってしまえば、クルマが走行する機械である以上、発生する音を無くすことはできません

当たり前のことですが、クルマが止まっているときは、「静かにしたい」という願望自体出てきません。

クルマが振動する要因は走行にあるわけで、すなわち走行する以上、振動を無くすことはできないということです。

 

しかし実は、音を「聞こえなくする」のは可能なのです。

 

音を「聞こえなくする」のは可能

クルマから発生する音のうち、多くの方が気になるのは「耳障りな騒音」のはずです。

 

心地よい音であれば、そもそも「無くしたい!」と感じませんからね。つまり、耳障りな騒音に対象を絞って対策していけば、騒音を聞こえなくすることは可能です。

 

筆者自身、オーディオのプロフェッショナルとして、今まで50台以上の静音化を施工してきました。

この経験からわかったのは、「クルマから発生する耳障りな音の原因は大体同じ」だということです。

 

次章ではこれらの経験から、「クルマの騒音が発生する原因ベスト10」をご説明していきますね。

 

クルマの騒音が発生する原因ベスト10とその症状は?

実は、クルマの騒音が発生する原因そのものは、さほど多くありません。

 

なぜかというと、先述したように音=振動なので、振動を発する元凶を辿れば、いくつかのポイントに絞られてくるからです。

さらに、人間がうるさいと感じるレベルの騒音となれば、さらに限られた場所から発生していることになります。

 

この章では50台以上の静音化を施工した筆者が、クルマの騒音が発生する原因ベスト10とそれぞれの症状をご説明していきます。

 

クルマの騒音が発生する原因ベスト10と症状

クルマの騒音が発生する原因のベスト10は下記のとおりです。

<クルマの騒音が発生する原因ベスト10>

  1. ロードノイズ
  2. 風切り音
  3. クルマのエンジン音
  4. 内装のビビリ
  5. 足回りの動作音
  6. きしみ
  7. スピーカーから発生するノイズ
  8. 外的要因から発生する音
  9. ブレーキの「鳴き」
  10. ベルトのすべり

 

多くの場合、上記のいずれかから騒音が発生している可能性が高いです。

ただ、一覧だけでは少しわかりにくいので、それぞれのケースに分けて症状をご説明していきますね。

 

愛車の状況と照らし合わせて、症状が似ているポイントからチェックしてみましょう。

 

①ロードノイズ

「ロードノイズ」とはその名の通り、道から発生する騒音のことです。

 

音のイメージとしては、整備状況の良くない道路を走行しているときに「ゴー!」と鳴り響く感じです。

また、高速道路のように整備状況の良い道であったとしても、走行速度が高くなると音量も大きくなるという特徴があります。

発生しやすい車種は、軽自動車、ワンボックス、スポーツ特性のあるクルマなどでしょうか。

逆に、密閉性の高い高級セダンは、あまり気にならないことが多いですね。

 

ロードノイズは下から上に上がって来る音なので、耳障りに感じる人も多く、対策を施工したときの効果も体感しやすいです。効果的な対策は後述する、「デッドニング」「ホイールハウスの制振」「低ロードノイズタイヤへの交換」の3つです。ロードノイズ対策をしたい方は、次の章の対策編をご覧くださいね。

 

②風切り音

風切り音は、走行速度が上がれば上がるほど大きくなります。

したがって、高速道路走行中に「うるさいな~…」と感じているケースが多いでしょう。

 

発生しやすい車種は、背の高い軽自動車、ワンボックスなどですね。

背の高い車種はどうしても風の影響をもろに受けやすい上に、ボディ特性上セダンに比べて密閉度が低くなっています。このような要因から、余計気になる場合も多いでしょう。音のイメージとしては、「ヒュー!」といった感じです。

 

さらにあまり知られていませんが、ドアに付いている「バイザー」(※窓ガラス上部に取付する、雨侵入防止用のパーツ)が風切り音の要因になってしまっているケースもあります。

バイザーがあると雨の日でも窓を少し開けることができますが、ボディ外に付けるパーツのため、空気抵抗を受けやすいという特徴があります。

タバコを吸わず、「雨の日は窓を開けない」という人は、バイザーの取り外しで騒音を解消できる可能性があります。

 

その他、有効な対策として、「ドア内側に密着スポンジを施工」も体感しやすいかと思います。

密着スポンジの施工方法は次章を参考になさってください。

 

③クルマのエンジン音

クルマの構造の中で、最も大きな振動発生元が「エンジン」ですね。

 

エンジン音は車種によって大きく異なりますが、特に振動の大きいディーゼル車で「うるさい」と感じる人が多いように思います。

結論からいえば、エンジンから発生する音を後付の方法で静かにするのは不可能に近いのですが、実はエンジン自体のメンテナンスで改善される場合も非常に多いです。

「エンジンがうるさい」と感じる場合に注視すべきポイントは、「エンジンオイルの交換時期」「オイル粘度の適合」「エンジンマウントの経年劣化」の3つです。

特に、エンジンオイルの状態はエンジン自体の振動に大きく関わります。

また、エンジンマウントが経年劣化すると車両自体の揺れが異常に大きくなりますが、さほど交換頻度の高くないパーツなので、車検毎に点検してもらえば問題ないでしょう。

 

 

実は、よくあるケースとして、低燃費車両に粘度の高いオイルを入れてしまうことで騒音が発生している場合があります

近年台数の多い低燃費車両の指定オイルは、非常に粘度の低いもので、イメージとしてはサラサラのようなオイルです。

そのような車種に高粘度のオイルを入れてしまうと、粘り気が強すぎてエンジンを回すのに余計なパワーが必要になります

 

その結果、エンジンの振動が大きくなってしまう場合があるのです。

その振動が車内に伝わると、人間も不快に感じますよね。当然ながら、オイルの汚れがヒドイ場合も同様に振動が大きくなります。

 

このような事態を防ぐには、オイルの交換頻度を守る、適合する粘度のオイルを選択する、という2つの対策が必要です。

オイルの交換頻度は3,000kmに一度を目安に、適合粘度に関しては車両説明書に記載されている数値を守りましょう。

エンジンからの騒音対策はこれらのポイントを確認の上、メンテナンスを徹底してくださいね。

 

④内装のビビリ

クルマの揺れに同調して、室内の内装から「ジリジリ」「カタカタ」「キコキコ」といった音が発生するケースがあります。

 

このような場合、内装が揺れてしまって、他のなにかに干渉していると考えられます。

内装のビビリが発生しやすいのは、国産車よりも足回りが硬めにセッティングされている外車ですね。もちろん、足回りが硬めの国産車も同様に、内装のビビリが発生しやすいです。

実は、内装のビビリは特定が難しい騒音の1つなんです。

「どこから音がしているんだろう…?」と悩んでいる方も多いと思います。それほど、音の発信源を見つけるのが困難な騒音だといえます。経験上、内装のビビリが発生しやすい箇所は、

 

  • シートベルトのキャッチ部分(他の部分との干渉)
  • シートベルトの上下調整部分
  • インテリアパネルが少し浮いている(熱等で歪んでいる)
  • 運転席助手席のピラーが湾曲してしまい、若干揺れている
  • エアコン吹き出し口に取り付けた、後付のドリンクホルダー

などですね。

 

特に、後付のパーツは純正よりもフィッティングが悪いので、ビビリの原因になる場合も多いです。

「内装から騒音がしている」という方は、上記のポイントを優先的にチェックしてみてください。

より詳細な対策も後述しますので、そちらも参考になさってくださいね。

 

⑤足回りの動作音

クルマの「足回り」とは、車体を支えるためのスプリング部分やハンドル動作を行った際に動くゴムの部分、車体の揺れを吸収するための油圧ショックなどの機構を総称したものです。

 

足回りは走行中、路面や操作に応じて動作を繰り返します。このような動作によって発生した音が、騒音として車内に聞こえてしまう場合があるのです。

特に多いのが、ショックアブソーバーからの異音です。

足回りはパーツが多岐に渡るので音のイメージは難しいのですが、「キリキリキリ」「コンコン」「ぎゅむぎゅむ」などが多いように思います。これらの原因の多くは、

  • 動作部分に異物が挟まっている
  • 経年劣化による動作不良
  • 車高調等アフターパーツへの交換

などである可能性が高いです。

 

実例でいうと、走行中ハンドルを切った際、「キリキリ」という異音が発生していたケースがありました。

この事例の原因は、ショックアブソーバー部分のスプリング下に砂利が挟まっていたことでした。スプリングが動くと同時に砂利と干渉し、音が発生していたのです。

砂利を取り除いた結果、異音は全くしなくなりました。

 

基本的に、足回りから発生する音は、原因の究明に専門知識が必要となる場合が多いです。

「デコボコ道で車体の下から音がする」「ハンドルを切ったときに変な音が発生している」というような場合は、ディーラー等の整備工場にチェックを依頼したほうが良いでしょう。

 

対策としては、「足回りのグリスアップ」「経年劣化部品の交換」などが有効です。

 

ただし注意点として、足回りを車高調等アフターパーツに変更している場合、どうしても純正部品よりも異音が発生しやすいです。

 

理由は、車高調と純正部品を比較するとわかりやすいです。

基本的にアフターパーツのほうが純正部品よりも簡略化して作られていますので、どうしても機能として騒音等が犠牲になりやすい傾向があります。

 

つまり、純正では発生しないような音が生じてしまう可能性があるということです。したがってアフターパーツが騒音の原因になっている場合の対策としては

  • 各部のグリスアップ
  • 経年劣化部品の交換
  • 純正品に戻す

などに限られてきます。留意しておきましょう。

 

⑥きしみ

走行中、「ギシギシ」「ミシミシ」といった音が聞こえてくる時には、車体のきしみが原因となっている場合があります

車体のきしみは経年劣化によるものと、部品の締め付け不足などが要因になるケースが多いです。

 

したがって多走行車や初年度登録から15年以上経過している車両で発生しやすいです。

この場合、部品交換や再締め付けが主な対策となりますが、根本的な解決は難しく、あまり気になるようであれば乗り換えも検討する時期だといえるでしょう。

 

ただ、車体自体のきしみと内装等のビビリを混同してしまうケースも多いので、原因究明する価値はあると思います。

 

⑦スピーカーから発生するノイズ

エンジンの始動と同時に、スピーカーから「ザー」「キーン」といった音が発生するケースがあります。

この場合に考えられるのは、

  • スピーカー端子部の腐食
  • コネクターの浸水
  • オルタネーター(※自動車の充電を行う部品)のノイズを拾ってしまっている
  • オーディオ機器本体の故障

の4つですね。

それぞれ対策は異なりますが、基本的には「オーディオ関連配線、機器のチェック」で解決するケースがほとんどです。

オルタネーターから発生している場合、エンジンの回転数と同期してノイズが大きくなるので、心あたりのある方は一度軽く空ぶかししてチェックしてみましょう。

 

⑧外的要因から発生する音

雨や砂利道など、外的要因から発生する音も立派な騒音ですよね。

 

しかし当然ながら、自動車本体の密閉度や鉄板の厚さ、静音材の量によって聞こえてくる音は大きく異なります

例えば、ベースグレードの軽トラックを運転すると非常にわかりやすいかと思います。

ベースグレードの軽トラックは内装パネル自体の量も少なく、静音材も最小限に抑えられています。したがって、雨の音や砂利道の走行音をダイレクトに拾ってしまうのです。

 

このような外的要因の音も、ある程度は対策で抑えることができますね。効果的な対策は「デッドニング」「ホイールハウス内の制振スプレー施工」の2つです。詳しい施工方法は次章をご覧ください。

 

⑨ブレーキの「鳴き」

クルマのブレーキを踏んだときに「キー」といった音が出てしまう場合、業界では「ブレーキが鳴く」といいます。

ブレーキ鳴きの原因は、

  • ブレーキパッドの摩耗限度を超えており、金属部分が接触してしまっている
  • ブレーキが冷えている
  • 取付しているブレーキパッドの仕様
  • ブレーキパッドを交換して間もないので馴染んでいない

 

など4つの理由が考えられますね。

 

それぞれ対策は異なりますが、特に注意が必要なのは「摩耗限度を超えている」というケースです。

ブレーキパッドの摩耗限度を超えてしまうと、最悪事故につながる可能性があります。ブレーキパッドは必ず車検毎に点検し、早めの交換を徹底しましょうね。

また、スポーツカーや外車のブレーキパッドは特性上、冷えている時に鳴きやすい傾向があります

この場合温まると少しマシになりますが、もし不満に感じているのであれば、鳴きにくいブレーキパッドへ交換するのも1つの手段ですね。

 

鳴きにくいブレーキパッドへ交換すれば、異音を抑えることができます。

 

⑩ベルトのすべり

 

低速からの発進時やアイドリング時に、「キュイーン」「キュルキュル」という音が発生している場合、ベルトが滑ってしまっている可能性があります

ベルトが滑るとは、経年によりベルトのテンションがゆるくなってしまって、本来の動きをできていない状態を指します。

 

ベルト鳴きの対策は、

  • ベルトを新品に交換する
  • ベルトのテンションを調整する

のどちらかですね。

 

応急的に「ベルトの内側にパーツクリーナーを吹く」などの対策で一時的にマシにすることはできますが、根本的に上記どちらかの対策が必要になります。

 

「ベルトから音がする」という方は、整備工場でのチェックをおすすめします。

 

プロ直伝!クルマを「無音化」するノウハウ

ここまでクルマの「音」の原因について解説してきましたが、「効果的な対策を知りたい!」という方もいらっしゃいますよね。

そこで、プロショップで数々の静音化を施工してきた筆者が、効果的な静音化対策7選をご紹介していきたいと思います

 

デッドニング

デッドニングとは、音の侵入経路になりがちなドア、天井、床等に制振材を設置することにより、車内静粛性や音質を高めるための作業です。

 

一般的には、ドアのみの施工がポピュラーだと思います。

ドアのデッドニングは外からの音を遮断する効果が強く、静音化としても効果的な手段ですね。

デッドニングはご自身で施工される方も多いのですが、ポイントを押さえておかないと効果が無くなってしまいます。

簡単なドアデッドニングの流れは下記のとおりです。

<ドアのデッドニングの流れ>

  1. 対象車種のドアパネルの外し方をインターネットでチェックする
  2. ドアパネルを外す
  3. サービスホール(※メンテナンス作業用の穴)回りの部品を外す
  4. インパクトビームに制振材を配置する
  5. インパクトビームの隙間に、シーラント(溶剤)を塗布する
  6. ドアパネル奥側の鉄板に、制振材を配置する
  7. スピーカー裏にスポンジを配置する
  8. サービスホールを制振材で埋めていく
  9. サービスホールを制振材で埋めた後、さらにアルミテープで全面貼りを実施
  10. 配線とコネクターにスポンジテープを巻いていく
  11. ドアパネルと制振材の干渉をチェックした後、ドアパネルを戻す

上記は、ショップにて施工していた内容です。

 

重要なコツとしては、

  • 制振材はヘラまたはローラーでしっかり密着させる
  • インパクトビームのシーラントは、できるかぎり鉄板との隙間を無くすように
  • アルミテープは強度のあるものを使用

の3つですね。

これらのコツは、国産車のドアデッドニングを行う際に特に重要となります。

国産車の場合、サービスホールがビニールシートで塞がれているだけのケースが多いため、ドアデッドニングの効果をかなり実感しやすいと思います。ロードノイズ、風切り音等に効果的な対策です。

<推奨部品>

  • オーディオテクニカAT7405(デッドニングキット)×1
  • オーディオテクニカAT7460(デッドニングオプション部品)×1
  • エーモン工業2420(アルミテープ)×2コ

上記で1台分です。シーラントは市販の速乾性のものを推奨。

 

<参考> https://www.diylabo.jp/recipe/recipe-13-1.html

 

ホイールハウス内の制振スプレー施工

「ロードノイズがヒドイ!」という場合にオススメなのが、ホイールハウス内の制振スプレー施工です。

 

制振スプレーとは、制振材をスプレーで塗布できる優れモノで、作業性、コストともに抜群の施工手段なのです。

オススメを挙げると、「ビートソニック ノイズレデューサー」が使いやすいですね。

ロードノイズを効果的に低減してくれるので、かなりコスパの良い静音化だと思います。

 

施工手順は下記のとおりです。

<ホイールハウス内制振スプレー施工手順>

  1. ホイールハウス内のカバーを取り外す
  2. 塗装を避けたい部分にマスキングする
  3. 少し離れた位置から、ホイールハウス内全面に塗布する
  4. 乾くまで待つ
  5. 再度上塗りする
  6. 上記をホイールハウス4箇所分繰り返す

必要なスプレー本数は、小さめの車両で2本程度、大きな車両で3本程度です。

 

注意点として、風の強い屋外等で施工するとボディに塗料が付着してしまう可能性があります。

なるべく風のない屋内で、慎重に施工してくださいね。

 

<参考> http://www.beatsonic.co.jp/accessories/bp-dsnr.php

 

静かなタイヤに交換する

ロードノイズ対策として、静かなタイヤに交換する方法もあります。

ハッキリ言ってコストもそれなりにかかりますが、ロードノイズ対策としては効果てきめんです。

特に、もともとスポーツタイヤが装着されているような車両では、同じクルマと思えないほどの変化が起こることも。

ただ一言で「静かなタイヤ」といっても、国内メーカーだけでもかなりの銘柄があります。

オススメのタイヤを厳選するなら、「ブリヂストン REGNO(レグノ)」が良いですね。

 

レグノはタイヤの内部にノイズ吸収シートが配置されていることが特徴で、摩耗によって表面が薄くなったとしても、寿命まで静音性を発揮し続けます。

 

新品時に静かなタイヤはたくさんありますが、やはり摩耗と共にうるさくなってしまうケースが非常に多いのです。

 

コスト的にもかなり値が張る銘柄ではありますが、静音化にこだわる方はぜひ一度選んでみてくださいね。

 

ドア内側に密着スポンジを施工

ドアの内側(接触面)に、密着スポンジを施工するのも効果的な方法です。

特に効果的なのは風切り音ですね。

風切り音は隙間から室内に侵入している場合が多いため、その隙間を埋めるだけでも大きな効果を実感しやすいでしょう。

 

施工方法は簡単。

ドアの接触面(隙間が発生しているところ)にスポンジを貼るだけです。

オススメのアイテムは、「エーモン工業No.2652 風切り音防止モール ドア用」ですね。

 

このアイテムは静音化専用に作られているので、施工のしやすさ、耐久性の部分でもかなり使いやすいと思います。

 

ただし注意点として、施工場所がドアに直接当たってしまうところだと、何度も開閉しているうちに剥がれてしまいやすいです。

あくまで「隙間を埋める」ためのものですので、ドアの接触部分をチェックしつつ上手く調整してくださいね。

 

<参考> https://www.amon.co.jp/products/topics/seion/?tpl=wind_against

 

ビビリ箇所の特定と再取付

走行中に室内のパーツがビビってしまう場合、外した後に再取付を行うことで改善される場合が多いです。

特に多いのが、

  • シガーソケットの蓋部分
  • エアコンフィンに取り付けられた、後付けのドリンクホルダー
  • ナビ周辺のインテリアパネル

の3箇所です。

これらは外して再取付すれば、改善する可能性が高いです。

 

加えて外車でよくあるのが、シートベルトのキャッチ部分が他のパネルと干渉しているケースですね。

この場合、シートベルトキャッチのパネル側に薄めのスポンジテープを貼付するだけで改善されます。

 

まずは、ビビっている箇所を特定し、改善策を練りましょう。

 

足回りのグリスアップ

走行中に「ミシミシ」という音が発生するなら、足回りの可能性が高いですね。

加えて、車高調やダウンサスなどを装着している場合、ハンドルを切ると同時に「ギリギリ」という音が発生しやすいです。

これらの対策として、足回りのグリスアップが効果的です。

特に、スプリング(ばね)の線間密着(※縮まった時にスプリング同士で接触すること)が原因になるケースも多いので、場合によってはスプリングにカバーを装着するのも1つの選択肢ですね。

 

注意点として、足回りの異音はかなり厄介なので、ベテランの修理工場へ頼るのが無難でしょう。

 

時には、足回りの分解作業も伴う可能性があります。

無理しすぎず、できる範囲の作業に留めましょう。

 

ベルトのテンション調整

エンジンがかかっている時に、「キューーー」という音がする場合、ベルトのテンション(※張る力)が弱くなってしまっている場合があります

街中で発進の際に、大きな「キュー!」という音がしているクルマを見かけたことはありませんか?

多くの場合、ベルトのテンションが要因となっています。

 

ベルトのテンション調整は、整備工場で行ってください

状態によっては、ベルト自体の劣化により交換になる可能性もあります。

 

心あたりのある方は、一度整備工場へ足を運んでみましょう。

 

まとめ

クルマは、常に「音」が発生する条件が揃っています。

 

しかしながら、ポイントさえ押さえておけば、悩ましい騒音ともおさらばすることができます

また、車内が静かになれば自然と快適性も向上し、より愛車のことを好きになれますよ。

 

プロが教える静音化、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です